前方360°を広範囲に撮影でき、現場の「死角」をゼロへ、設置・装着で業務効率化と安全管理の質向上を実現

 クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、作業者の目線から現場の俯瞰まで死角「ゼロ」を実現する超広角ウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2 Wide(セーフィー ポケット ツー ワイド)」を、2026年3月2日より提供開始いたしました。手軽にどこでも持ち運べる利便性に加え、カメラ前方360°を広範囲に撮影できる魚眼レンズを搭載した本製品により、現場全景を見える化し、現場業務の生産性と安全性の向上に貢献いたします。本プロダクト提供に先行して、鹿島建設株式会社(東京都港区:代表取締役会長兼社長 押味 至一、以下「鹿島建設」)、株式会社ネクスコ東日本エンジニアリング(東京都荒川区:代表取締役社長 良峰 透、以下「ネクスコ東日本エンジニアリング」)の協力のもと、実際の現場にて実証実験を行いました。

 

 

▼サービスイメージ動画

提供の背景と概要

 建設業界では時間外労働の上限規制が本格適用され、慢性的な人手不足への対応が急務となっています。また、厚生労働省が発表した令和6年の労働災害発生状況(※2)によると死亡者数は「墜落・転落」が依然として最多となっており、国が定める「第14次労働災害防止計画」(※3)では、外国人労働者への対策や、作業者の行動に起因する事故防止が重点事項として掲げられています。

 

 セーフィーは、2019年3月よりウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket(セーフィー ポケット)」シリーズを提供してきました。手持ちサイズで持ち運びが便利なため、どこでも手軽に撮影でき、高画質な映像の活用による現場と本部のリモートコミュニケーションを可能としています。映像を基にした様々な現場での「遠隔臨場」や危険作業の遠隔見守りなどにより、現場業務の効率化と安全性向上に寄与してきました。

 

 今回、提供開始した「Safie Pocket2 Wide」は、これまでの「Safie Pocket」シリーズの手軽にどこでも持ち運べる機動力に加え、現場に「設置・固定することによって全景を捉える」という俯瞰視点を獲得し、超広角ウェアラブルクラウドカメラとして、以下の効力を発揮します。

  • カメラ前方360°が撮影できる超広角レンズで「死角」を解消
    現場の全景を俯瞰して撮影できることに加え、カメラ前方の上下・左右180°自由に動かせるデジタル画角により、過去の映像を振り返る際も隅々まで取り逃しがありません。
  • 狭小地から広大な現場まで常にクリアな映像
    焦点距離が近い対象物も歪みなく映し出すため、狭い場所での撮影でも威力を発揮します。
  • 工事不要、置くだけ・取り付けるだけの柔軟な設置
    小型軽量でバッテリー駆動、コードレスであるため、三脚や単管、作業車両など現場の構造物に工事なしで簡単に設置・移設が可能です。従来の固定カメラでは設置が難しかったエリアにも柔軟に取り付けて、必要な映像を容易に取得できます。

(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2024)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(55.3%)
(※2)厚生労働省:令和6年の労働災害発生状況を発表(2025年5月30日発表)
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_58198.html
(※3)厚生労働省:第14次労働災害防止計画(2023年3月発表)
https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/001116307.pdf

ビルやオフィスなどの建築現場での活用イメージ

 「Safie Pocket2 Wide」は広範囲にわたる映像を撮影でき、以下の活用が可能です。

  • 遠隔での状況確認による移動時間削減
    現場に行かなくても遠隔から状況を一通り確認できるため「現場に行くべきかどうか」の判断が容易になり、現場監督の移動時間削減と業務効率化に寄与
  • 不安全行動の確認と抑止力維持
    広角で現場全体が映るため、安全帯装着の有無などの不安全行動確認の精度が高まり、現場の安全管理と事故抑止に貢献
  • 事故・盗難発生時の原因究明の迅速化
    事故や資材盗難などのトラブル発生時に、広範囲を捉えた映像エビデンスとして活用でき、客観的な証拠に基づく原因究明の迅速化に大きく貢献

実証実験の概要~鹿島建設~

  • 実施場所:神奈川県内の改修工事現場
  • 実施期間:2025年10月23日~2026年1月30日のうち計71日間
  • 対応機器:「Safie Pocket2 Wide」(1台)
  • 実施目的:
    • 現場に行かずとも、遠隔から現場全体を俯瞰・把握するため
    • 工事の進捗に応じて、確認したいポイントを柔軟に切り替えるため

設置したカメラの風景(左)/フレキシブルアームでカメラを設置する様子(右)

鹿島建設株式会社 横浜支店 神奈川県内 改修工事現場 事務所 所長 中山 卓哉さまコメント

 建設業界の2024年問題への対応が急務となる中、当事務所もDXに対する関心を強めています。私自身も1人で複数の現場を管理しており、いかに移動時間を削って本来の業務時間を確保するかを課題として抱えていました。これまでは『状況が分からないからとりあえず現場に行く』しかありませんでしたが、その負担が「Safie Pocket2 Wide」のおかげで大きく変わりつつあります。

 

 「Safie Pocket2 Wide」の最大の利点は、現場の進捗に合わせて移設でき、1台で現場を俯瞰できる超広角な画角です。死角のない映像を遠隔からリアルタイムに確認できるため、現場訪問の回数が最適化され、他の多数のカメラと併用することで月間10〜20時間程度の移動時間削減を実感しています。単なる効率化だけでなく、刻々と進捗する現場の状況において隅々まで目が届く安心感は安全管理の質も向上させてくれます。こうした高機能なデジタルツールの活用こそが、これからの現場の働き方改革に不可欠なものになると確信しています。

高速道路や一般道路などのインフラ現場での活用イメージ

 「Safie Pocket2 Wide」は広範囲にわたる映像を撮影でき、以下の活用が可能です。

  • 現場管理の効率化と移動時間の削減
    広角映像により現場全体を俯瞰して把握できるため、従来の出来形管理のみならず、安全管理・品質管理を含む施工管理業務において映像の活用範囲が広がり、現地確認のよりリアルな臨場感の醸成や移動時間の削減に貢献
  • 熟練技術者の知見を遠隔共有
    俯瞰映像を通じて現場で得られる経験豊富な熟練者のノウハウを、データとして蓄積し、若手技術者を育成すると共に、遠隔でも現場の高度な判断が可能
  • 監督員が自ら画角を操作できる環境構築
    デジタル画角操作やデワープ機能により、受注者に依頼することなく事務所にいる監督員自らが自由に映像を操作し見たい箇所を能動的に確認できるため双方の効率化につながると共に、現場臨場と同等、あるいは俯瞰視点によってそれ以上の情報収集が可能
  • 複数現場を一画面で同時確認
    超広角レンズによるカメラ映像とダッシュボード機能を活用し、複数の工区や広範囲な現場状況を一画面で同時に確認することで、一人の監督員でも点から面での管理へと進化し、現場管理の生産性が大きく向上

 「Safie Pocket2 Wide」を現場の構造物に設置することで現場周辺を隅々まで見える化することに加え、遠隔業務に必要な機能をフルパッケージしたウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2 Plus(セーフィー ポケット ツー プラス)」によって現場業務の詳細を見える化することで、段階確認などの定型的な確認作業を遠隔化できるよう支援し、現場立合いで施工を止める待ち時間を最小化し、工事全体の進捗スピードを向上させます。

 

実証実験の概要~ネクスコ東日本エンジニアリング~

  • 実施場所:上信越自動車道の舗装工事現場
  • 実施期間:2025年4月15日~2026年2月2日(計115日間)
  • 対応機器:「Safie Pocket2 Wide」(1台)
  • 実施目的:
    • 現場往復にかかる「非効率な時間」を削減し、より生産性の高い業務遂行を目指すため
    • 舗装工事等の広範囲にわたる現場で、作業員の安全管理や施工品質を事務所から同時に確認できるか検証するため

舗装工事現場全体の様子(左)/ 舗装工事現場に設置したカメラの風景(右)

株式会社ネクスコ東日本エンジニアリング 長野道路事務所 長野施工管理課 課長 末光 功治さまコメント

 弊社では、熟練技術者の減少という社会課題に対し、テクノロジーによる『管理の質の高度化』を模索してきました。今回の実証実験を通じ、遠隔臨場は単なる移動時間の削減に留まらず、施工管理の質を一段階引き上げる武器になると思いました。特に「Safie Pocket2 Wide」の広角な視点と自在な操作性により、監督員が求める『自由な目線』を見事に具現化し、執務室にいながら現場全体を俯瞰できる可能性を見出すことができました。また、ダッシュボード機能で複数現場を一括確認できる体制が整ったことで安全管理の精度が向上し、より重要な工程に注力できる環境が構築されつつあります。

 

 セーフィーはセキュリティの信頼性も高く現場トラブルも少なく、非常に頼もしいパートナーです。今後は通信環境の厳しいトンネル内などでの活用も視野に入れ、現場に行かずとも遠隔でより詳細に管理できる『次世代の施工管理』の実現に向け、共に歩んでいきたいと考えています。

「Safie Pocket2 Wide」のサービス概要と製品特長について

▼サービス概要

  • 商品名:Safie Pocket2 Wide(セーフィー ポケット ツー ワイド)
  • 提供形態:一式レンタル
  • 提供パッケージ:カメラ本体、通話用Bluetoothヘッドセット、取り付け用クリップ、三脚アダプタ、マウント用アダプタ、ACアダプタ×2、充電用クレードル、DCケーブル×2、USB Type-A to Cケーブル、LTE通信、クラウド録画サービス

▼製品特長

  • 小型&軽量で手のひらにおさまるコンパクト設計
  • バッテリーと通信モジュールを筐体内に納めたオールインワン仕様
  • 大容量バッテリー内蔵で約6時間の連続稼働
  • LTE内蔵でいつでもどこでもクラウド録画
  • IP67の堅牢な筐体で屋外利用も安心
  • スナップショット5,000枚撮影可能(GPS情報あり)
  • クラウド録画データを72時間分ダウンロード可能
  • 専用ビューアーで撮影データと位置情報の一元管理が可能
  • モバイルバッテリーから本体への充電が可能
  • PCやスマホから露出補正やLEDライトのON/OFF、画質設定を遠隔から変更可能
  • 水平視野角180°+垂直視野角180°の魚眼レンズでカメラ前面を広範囲で撮影可能
  • デワープ機能により魚眼カメラ映像を歪みが少ない映像に補正

▼サービス詳細ページURL

https://safie.jp/pocket2/

 

▼月額利用料金

  • お問い合わせください。

▼初期費用

  • 工事費:お問い合わせください。
    ※個人さま・ご自宅などへの設置工事・現地調査は行っておりません。

※製品に関するお問い合わせはこちらから

Safie Pocket2 Wide 製品紹介セミナーのご案内

 今回、「Safie Pocket」シリーズの最新ラインナップとなる「Safie Pocket2 Wide」の提供開始に伴い、2026年3月17日(火)に製品紹介セミナーを開催いたします。本セミナーでは、新たに搭載された超広角レンズがもたらす次世代の現場体験についてお伝えするとともに、先行して実施した実証実験に基づく「現場の生の声」を公開いたします。また、既存製品との最適な使い分けや導入効果を最大化する活用ノウハウなど、建設現場のDXを推進する具体的なソリューションを凝縮してお届けします。

 

「Safie Pocket2 Wide 製品紹介セミナー」

クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」とは

 Safieはカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービスです。

 「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。

 我々は「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売、土木・建築、製造、医療などのあらゆる現場のDXを率先して推進しています。

 

 セーフィーは、データガバナンスに関する下記指針を遵守すると共に、ステークホルダーの皆様と協調して啓発活動にも取り組んでおります。また、社外有識者よりプライバシー保護などに関する助言を受けながら、指針及び実務上の運用基準の見直しを行っております。

 

データガバナンスに関する取り組み

データ憲章(2022年4月1日発行)