土木現場の重機駆動中を逃さず記録して、AIで死角の危険を未然に検知

クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長 佐渡島 隆平)とデジタルイメージングデバイス開発・製造の株式会社ザクティ(大阪府大阪市:代表者 喜久川 政樹)、建機をはじめとする総合レンタル業の西尾レントオール株式会社(大阪府大阪市:代表者 西尾 公志)は、重機取付型セーフティカメラシステム「【ドボレコJK】SX-DB200」の提供を開始したことをお知らせします。

ドボレコJKはセーフィーとザクティが連携して開発。西尾レントオールが窓口となり、土木の現場に向けてレンタル展開してまいります。

「【ドボレコJK】SX-DB200」について

これまで重機の安全支援のため個別搭載されていた各種機能(監視カメラ・ドラレコ・セーフティアラート)を3in1で実現し、エッジ側でAI画像処理を行う重機取付型のカメラシステムです。リアルタイムの映像ストリーミングおよびクラウド録画機能で、遠隔モニタリングや映像の振り返りにも対応しています。

<製品の特長>

  • 2台の後方設置カメラで重機後方と側面を広範囲に撮影し死角をカバー
  • 死角に入る人物を検知し危険な状況を操縦者に警告
  • 常時記録、人物検知時の映像記録、通信切断時のローカルバックアップ記録など豊富な撮影モード ・現場の状況を遠隔からリアルタイムモニタリング

ドボレコJKプロモーション動画

実際に現場で活用した映像や重機に設置したカメラをご覧いただけます。

鹿島建設 土木管理本部 生産性推進部 緑川さまコメント

ザクティのドボレコJKは、セーフティセンサとバックモニター・ドライブレコーダーの機能がオールインワンで搭載されており、重機周辺の安全対策をとても安価に・高い効果で実現できます。安全性だけでなく、Safieと組み合わせる事で遠隔での映像確認・記録映像の保管が容易になり、生産性の向上も期待できます。
当社は本システムを活用することで災害防止だけでなく、危険な状態を事前に検知する危険予知技術への活用も推進します。

提供の経緯と今後の展開

昨年10月にセーフィーとザクティは、建設・土木現場における課題である安全性や生産性の向上にお役立ていただける、重機取付型セーフティカメラシステム「【ドボレコJK】SX-DB200」を連携して開発することを発表しました。その後、実際の建設現場での実証実験を経て、この度西尾レントオールよりレンタルで提供することとなりました。

今後は、人物検知時のトリガーデータの蓄積はじめ、様々な映像データをAIや解析技術と連携し、危険の予測や未然防止など、業界全体に寄与するアプリケーションの開発・提供に努めてまいります。

ご利用に関する問い合わせ先

西尾レントオール株式会社 通信測機事業部
西尾レントオール株式会社ホームページ:http://ict.nishio-rent.co.jp/
フリーコール:0800-123-2400

クラウド録画サービス「Safie」(セーフィー)とは

Safieはカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のサービスです。
「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。

デジタルイメージングデバイスメーカー「ザクティ」とは

ザクティは、20年以上に及ぶデジタルカメラ開発を通じて培った「世界最高峰の画像処理技術、画像補正技術、防水防塵・耐衝撃設計技術」を応用したデジタルイメージング製品の企画、開発、製造、販売をしています。

株式会社ザクティホームページ:https://xacti-co.com/

総合レンタル業「西尾レントオール株式会社」とは

西尾レントオール株式会社は、建設機械から通信・測量・測定機器、イベント関連機器まで幅広くレンタル事業を展開しています。単にモノを貸すだけでなく、安全・環境に配慮した商品や工事方法の技術提案、自社オリジナルの商品開発等も行うなど建設業を中心に産業界をレンタルでサポートしています。

西尾レントオール株式会社ホームページ:http://www.nishio-rent.co.jp

(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査」より