カメラのAIが侵入者を検知し威嚇と同時に通知

 クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区、代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、「Safie Security Alert(セーフィー セキュリティ アラート)」の提供を開始いたします。なお、新たに設立したセーフィーセキュリティ株式会社(東京都品川区、代表取締役 西村 宣昭、以下「セーフィーセキュリティ」)と共同で展開してまいります。

 

 

提供の背景

 近年の労働力不足に伴い、小売・サービス業における店舗の無人化・省人化による運営は進化しています。一方、省人化・無人店舗をターゲットにした、不法侵入や盗難についての報道も散見されます。この危機管理意識の高まりとともに、今後は、店舗の形態に併せた新たなリスク対応が求められています。

 「Safie Security Alert」は、セーフィーのカメラの「人検知」機能と、新規に開発したストロボサイレンを組み合わせて、利用者のセルフによる「みまもり」を可能にするものです。不審者の侵入が発生した際、カメラのAIが侵入者を検知し、ストロボサイレンの音と光での威嚇するとともに、アプリへの通知、指定の番号へ自動架電、緊急事態発生から状況確認までを一気通貫で行います。「Safie Viewer(セーフィー ビューアー)」での遠隔視聴により現地で何が起きているのかを、即時確認することも可能です。

 

「Safie Security Alert」の主な特徴

 

・威嚇・架電のON/OFFはスマートフォン専用アプリで柔軟に制御

 「Safie Security Alert」のスマートフォンの専用アプリ(iOS/Androidともに提供)で警戒の開始と解除を自由に制御できます。実際の現場での出入りや店舗の開始・終了時間に合わせて設定することで、不必要な威嚇・通知を防止も可能です。またアプリのユーザー登録は、複数名(登録100名、架電3名)行えるため、対象となる店舗や施設の形態によって、柔軟な防犯体制の構築ができます。

 

・映像の閲覧・記録は、警戒状態を問わず、常に録画と映像をスマートフォン、PCで対応

 映像は、クラウド録画のためにスマートフォンやPCからいつでも確認可能です。また通知時以外の場面でも、人検知結果をチェックすることで常時映像を閲覧せずに、必要な時だけ確認できます。さらに映像の振り返りも簡単に行え、不審者検知時の検証が可能なほか、緊急時の映像を保存することで、証拠としての提出も可能となります。

 

・検知後は自動威嚇だけでなく、カメラの通話機能でリアルタイムに声かけ

 「Safie Security Alert」で採用するエッジAIカメラ「Safie One(セーフィー ワン)」の通話機能を利用して、現場の侵入者に対し、直接声をかけることも可能です。現地で何が起きているのかを、即時確認とともに、声かけにより、侵入者には見られていることを認識し、未然に犯行や被害を防げます。

 「Safie Security Alert」の提供開始にあたり、小規模をはじめとした様々な店舗や施設での利活用を目指しています。今後はそれぞれの業種業態や敷設する拠点の特徴に併せた、最適なセルフセキュリティを実現してまいります。

 

<利用イメージ>

・店舗・施設(飲食店、小売店、クリニックなど)

閉店時・開店時の警戒モードのON/OFFの設定を遠隔でも行いたい。閉店時間帯の店内の状況を映像で確認し、セキュリティを高めたい

 

・自宅と併設の店舗(理美容室など)

不法侵入による万が一の事態が発生した際に、映像で検知して、すぐに警備会社や警察へ連絡したい

 

・ガレージ、車庫

夜間や不在時に不法侵入の状況を映像で確認するとともに、警報サイレンで威嚇と架電を行い、大切な車やバイクを守りたい

 

「Safie Security Alert」の利用に関する詳細は下記URLよりお問い合わせください。

・「Safie Security Alert」サービスページ: https://safie.jp/security-alert/

 

 セーフィーでは、映像データと「Safie Security Alert」を掛け合わせたセルフセキュリティによる新しいスタイルのみまもりを関連企業と連携を行いながら提供していきます。またセーフィーセキュリティにおいて、テクノロジーと人の力を融合した、「社会に確かな安心」を提供し、創り続けてまいります。

 

(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2024)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(55.3%)