ゲストの安心・安全や飼育スタッフの負担軽減などに映像を活用

 クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区、代表取締役社長CEO:佐渡島 隆平、以下セーフィー)は、株式会社アワーズ(大阪府松原市、代表取締役社長:山本雅史)が運営するアドベンチャーワールド(和歌山県白浜町、以下アドベンチャーワールド)で採用され利用開始したことをお知らせします。

 

 

■クラウドカメラ採用の背景と映像データ活用で目指す未来

 これまでアドベンチャーワールドのパーク(園内)では、安心・安全を主な目的として様々な場所でカメラが活用されてきました。しかし、従来のオンプレミス型のため、サーバールームでのみ録画映像確認に留まるほか、有事の際にリアルタイムで録画映像を確認できないことに課題を感じていました。

 また、カメラの設置箇所が年々増えることにより、カメラおよびサーバーのメンテナンスやリプレイスに手間を要し、次の世代にシステムや運用ノウハウを引き継ぐのが難しいのではと懸念していました。

 

 これらの課題から、ハードウェアの故障時のメンテナンスや引き継ぎのケースを想定し、クラウドで管理した場合は手間を軽減できると考え、この度の導入に至りました。

導入検討では、他社のカメラも検討したものの、UI・UX、操作性、画質のクオリティなどから、セーフィーを選定しました。

 

 将来的には、ゲストの皆様により快適に楽しんでいただくために、効果的な商品展示や混雑状況の把握などに映像データを活かすことができればと考えています。

 

■具体的なクラウドカメラ設置シーンと活用方法

イルカふれあいプール

・ゲストの方との距離が近い場所に設置

・動物と接触などのトラブルがないか映像を確認、安全管理や事故防止

 

企業内保育園

・園庭に設置

・事故トラブル、外部から侵入者がないか映像を確認

 

動物の飼育箇所(ペンギン・ナマケモノなど)

・飼育現場に設置

・繁殖時やお産の際など24時間監視が必要な時に遠隔から確認し、必要に応じ現場に駆けつけ

 

■株式会社アワーズ 白浜事業所 統轄部 長井勝義様のコメント

 以前は見たい時に移動なしですぐに映像を見られないことが定常でした。セーフィーのクラウドカメラは、サーバーが止まっていないか、カメラが壊れていないか、録画できているのかなど気になる時にすぐに確認でき、また何かあった時には通知がくるので、身心的な負担が軽減し、メリットを感じています。スマホやパソコンでいつでもどこでも映像を確認できるので、移動の時間や手間を削減できることも良い点だと思います。

 今後は、ゲストの方により快適に過ごしていただくためや、BCP対策などにも映像を活用できればと考えています。

 

■セーフィー株式会社 代表取締役社長CEO 佐渡島隆平のコメント

 アドベンチャーワールドの現場DXを通じて、お客様やゲストが笑顔になれる事をご一緒できることを嬉しく思います。当社のカメラでパークの安心・安全や、ゲストの皆様が快適に過ごせるための利活用に貢献できればと考えています。

 様々なユースケースでご活用いただけるよう、サービスの開発・運営に尽力してまいります。

 

■アドベンチャーワールドについて

 温暖な紀伊半島の和歌山県白浜町にある陸、海、空の約120種 約1,600頭の動物が暮らす「こころにスマイル未来創造パーク」をテーマに掲げたテーマパークです。人間(ひと)、動物、自然を通して、 パークを訪れる一人ひとりが、前向きになるきっかけを創り、人生の未来へプラスの影響をもたらす存在でありたいと考えています。そして、笑顔あふれる明るい豊かな社会の実現に寄与し、いつまでも必要とされるパークを目指しています。また、ジャイアントパンダをはじめ、希少動物の繁殖に成功し、保護研究活動に努めています。

・公式サイト: https://www.aws-s.com/

 

(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2023)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(54.1%)