映像解析データを各種DWH・BIツールへ連携し、顧客のニーズに応える店舗運営を効率化
クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、データ連携ソリューションのリーディングプロバイダーであるCData Software Japan 合同会社(本社:アメリカノースカロライナ州、日本オフィス:宮城県仙台市、代表社員 職務執行者:疋田 圭介、以下「CData」)のETL / ELT ツール「CData Sync」により、クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」のAIソリューション「AI−App 人数カウント」(※2)の結果が各種DWH・BIダッシュボードと連携が可能になったことをお知らせいたします。これにより、店舗運営の効率化を実現するだけでなく、他のデータと組み合わせることができ、複合的な分析も可能になります。
(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2023)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(54.1%)
(※2)「AI-App 人数カウント」は個人の特定や追跡などの利用は行いません。
システム連携の背景について
2040年には、日本の高齢化率が35%に迫り、働き手の中心となる15〜64歳が現在の8割となる「8掛け社会」が到来すると推測されています。2040年の商品販売の職種においては、労働需要に対し24.8%の不足率が予想されています。加えて、ライフスタイルの多様化に合わせた消費行動が普及し、商品のラインナップの増加や製品ライフサイクルの短期化が進み続け、需要把握が困難になっています。
このような状況を受け、小売・サービス業では、労働力が不足する中での顧客需要への対応が急務であり、顧客行動の分析に基づいたマーケティング施策やオペレーション改善が必要とされています。
システム連携の概要について
セーフィーは、これまで映像データをもとに遠隔での状況確認や業務効率化、映像解析による異常検知・予測などの様々なソリューションを提供し、あらゆる業界での現場のDXを推進してまいりました。今回、「CData Sync」によって、エッジAIカメラ「Safie One(セーフィー ワン)」のAIソリューション「AI-App 人数カウント」での計測による「入店者数」「店前通過人数」「立ち止まり人数」のデータを各種BIダッシュボードにて容易に可視化できます。これにより、店舗内の空間におけるゾーニングごとの顧客の通過人数を集計・分析し、メイン導線を意識したレイアウトの最適化や販促効果の効果検証などのマーケティング活動が可能となります。
また、各種BIダッシュボードで可視化できるのみならず、データ自体を帳票で吐き出せるため、「AI-App 人数カウント」で計測したデータと他のデータを掛け合わせた施策の効果測定が実現できるようになります。例えば、日時ごとの入店数と天気予測のデータを掛け合わせることで、来店者数や購買数を予測した上で適切なシフト計画を作成するといったオペレーションの改善活動も可能となります。
* セーフィーは「セーフィー データ憲章」に基づき、カメラの利用目的別通知の必要性から、設置事業者への依頼や運用整備を逐次行っております。
* 取得する情報はデータ取得者のみで閲覧し、法令に基づく場合を除き、個人データの第三者提供はいたしません。
* 「CData Sync」のご利用方法はこちら(https://www.cdata.com/jp/blog/safie-sync)をご確認ください。
CData Sync によりSafie データを格納可能になるDB・DWH および主なBI ツール
- DB:SQL Server、PostgreSQL、MySQL、Oracle database など
- DWH:Snowflake、Google BigQuery、Amazon Redshift、Amazon S3、Azure SQL Server、Google Cloud SQL、Amazon RDS、Databricks など
- BI ツール:Tableau、Microsoft Power BI、Google Looker Studio、Motion Board、Microsoft Excel など
CData Software Japan 合同会社 代表社員職務執行者 疋田圭介さまコメント
CData Software は、クラウド録画および店舗の業務改善をリードするセーフィー株式会社が提供する「Safie」とCData 製品との連携開始を光栄に思います。データの活用は店舗を含むあらゆる業種において成長のための優先課題のひとつです。CData の接続テクノロジーによりAPI プログラミングを意識することなく非エンジニアでもSafie や他の業務データを活用できるようにすることで、映像データの活用が一層進展することを切に希望します。
セーフィー株式会社 執行役員 企画本部本部長 兼 CPO 白石 久也コメント
「CData Sync」は、高度な機能とシンプルな操作感を兼ね備えており、多様なデータソースとアプリケーションをシームレスに連携できる点に魅力を感じています。CData社の幅広い顧客基盤を通じて、当社の映像解析データがより多くの企業で活用されることを期待しています。
「AI-App(アイアップ)」とは
「AI-App」は、一台のカメラに複数のアプリケーションをインストールでき、お客様の用途に応じてカメラのアプリケーションを切り替えると様々な機能が使えるようになり、カメラが賢くなるエッジAIを利用したアプリケーション群です。セーフィーが提供している屋内向けエッジAIカメラ「Safie One(セーフィー ワン)」や屋外向けエッジAIカメラ「Safie GO PTZ AI(セーフィー ゴ― ピーティーゼット エーアイ)」に搭載されています。
セーフィーは2022年9月より「AI-App」にて小売・飲食などの店舗運営に役立てる「AI-App 人数カウント」を提供しています。内包される各機能(立ち入り検知、通過人数カウント、立ち入りカウント)により来店人数や混雑具合を可視化し、現場の課題解決に貢献することで、映像から「働く」を変え、より効率的に人が働ける環境を提供します。
「AI-App 人数カウント」(オプション)の主な機能
1.立ち入り検知
人の滞留を検知し通知します。レジ前の混雑や、POPに興味あるお客様をリアルタイムで知ることができるので、機会損失を軽減できます。
2.通過人数カウント
店舗の出入口に設置すると、通った人数を自動で集計。POSデータだけでは分からない、リアルな入店人数をカウントします。
3.立ち入りカウント
特定のPOPや棚に設置すると、滞在している人数を自動で集計。グラフやデータダウンロードもでき、広告・商品分析業務に活用できます。
「AI-App 人数カウント」サービスページURL
https://safie.jp/ai-app/people-count/
導入をご検討の方は下記URLよりお問い合わせください。
セーフィー:https://safie.jp/contact/api/
CData:https://www.cdata.com/jp/contact/
CData Software とは(https://www.cdata.com/jp/)
CData Software, Inc. は、クラウドデータのコネクティビティソリューションおよびデータ連携ツールのリーディングベンダーです。270以上のSaaS、NoSQL やアプリケーションデータに標準接続するドライバーとデータ接続テクノロジーの開発に特化し、各種ツール、クラウドサービス、カスタムアプリケーションからのリアルタイム接続を実現します。CData 製品は、世界中の企業のデータ統合ソリューションにて利用されているほか、Salesforce、TIBCO、アステリアなど200以上のデータ製品ベンダーにOEM されています。