”現場”と複数箇所のコミュニケーションでスムーズな意思決定を促進
クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、開発・提供している様々なデバイスの映像をリアルタイムに伝送できるHDMI出力対応ルータ「Safie Connect(セーフィー コネクト)」に、グループ通話機能を付加したことをお知らせします。これにより、複数の現場管理者とドローン操縦者はリアルタイムにカメラ映像と通話でコミュニケーションを取ることができ、現場業務のスムーズな意思決定を促進いたします。
クラウド録画サービスによってあらゆる業界の現場DXを推進してきたセーフィーは、様々なデバイスの映像をリアルタイムに確認できるHDMI出力対応ルータ「Safie Connect」を提供しています。第一弾として、インフラ点検や公共機関、建築・土木、災害現場などでの活用が増えているドローンのカメラ映像をリアルタイムに伝送しています(※2)。
今回、「Safie Connect」へのグループ通話機能の付加により、複数の現場管理者が遠隔から映像を見ながら、ドローン操縦者へリアルタイムに指示を出すことが可能になりました。これにより、スムーズな意思決定が促進されるだけでなく、現場への移動時間を削減することができます。同時に、ドローン操縦者はリアルタイムに指示を受けながら映像の撮影ができ、撮影ミスなどによる再撮影の手間を省くだけでなく、アプリの簡単操作で完結するライブ配信と通話により、操縦への集中が可能です。
また、クラウドに保存された映像にはグループ通話の音声が残る為、証憑能力が向上した映像データを振り返りによる安全確認や報告資料、教育教材として活用することも可能です。
「Safie Connect」はスムーズな意思決定や移動時間の削減による業務効率化やドローン飛行の安全性向上にも寄与し、”現場”のDXを推進いたします。
「Safie Connect」製品概要
▼サービス概要
- 機器一式レンタル、LTE通信、クラウド録画をパッケージにしたレンタルプランを予定
(※当社からドローン、ドローンカメラの提供はございません)
▼サービス特長
- 様々な映像デバイスに接続可能なHDMI出力対応
- 初期設定は不要、現場で直ぐに使えるセットアップ済み機材の提供
- 複数拠点へ低遅延でリアルタイム映像配信
- 映像データを利活用しやすいクラウド録画サービス
- 屋外現場で負担にならないコンパクトな機材サイズ
- コンセント電源不要のバッテリー充電式デバイス
- 利用現場や映像の用途に応じて任意で変更可能な映像画質設定
- 通信環境が悪いケースでも録画データの欠損を抑制するバックアップ機能
- グループ通話機能により最大16名で通話が可能
▼採用機種
「K5G-C-100A」(京セラ製)
https://www.kyocera.co.jp/prdct/telecom/office/iot/products/k5g-c-100a.html
▼対応デバイス機器
ドローン、その他HDMI出力可能な映像デバイス(※3)
導入についての詳細は bu2-contact@safie.jp までお問い合わせください。
(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2022)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(56.4%)
(※2)プレスリリース「挿すだけ簡単、現場生中継・録画、HDMI出力対応ルータ「Safie Connect」を開発」(2023年5月19日発表):https://safie.co.jp/news/2535/
(※3)HDMI出力映像の解像度は1920×1080(60fps)以下に設定する必要があります。
「Safie Connect」の今後の展開
「Safie Connect」の、HDMI出力対応ルータ経由で映像データをクラウドにリアルタイムに伝送できるという特徴を生かし、ドローンカメラ以外にもサーモカメラや工業用ファイバースコープなど、現場で用いられる映像デバイスへの適用拡大を進めるべく、実証を続けてまいります。