店舗の省人化や接客品質向上の顧客課題解決へ
クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、店舗の省人化や接客品質向上などの顧客課題の解決を目的として、当社のCVCであるセーフィーベンチャーズ株式会社を通して、遠隔接客サービス「RURA(ルーラ)」を開発・提供するタイムリープ株式会社(本社:東京都千代田区 代表取締役:望月 亮輔、以下「タイムリープ」)への出資を行いました。
(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2022)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(56.4%)
セーフィーは「映像から未来をつくる」をビジョンとし、クラウド録画型映像プラットフォーム「Safie(セーフィー)」の開発、運営を行っており、映像データであらゆる産業の現場DXを推進しています。小売・飲食業界での慢性的な人材不足の状況を受け、店舗の省人化やオペレーションの改善にも寄与してきました。
一方、タイムリープは「最も大切なことに時間を使える世の中を実現する」をビジョンに掲げ、インターネット越しに店舗の接客を行うことができる遠隔接客サービス「RURA」を提供しています。接客の一部または全部を遠隔スタッフに集約することで、店舗運営の効率化や、接客業における新しい働き方が可能となります。「RURA」の提供にあたっては、弊社顧客網や商流との親和性が高いことに加えて、労働人口減少やインバウンド対応など国内における重要な課題や事象に直接的な訴求ができる社会的意義が大きいサービスだと捉えています。
本出資を通じて、両社が培ってきた店舗業態における知見を駆使した協業を進めてまいります。具体的には、新たな省人化サービスとして、当社の顧客へ「RURA」を提供し、店舗運営効率化やコスト削減に貢献してまいります。また、両者のサービスを融合することで「映像×遠隔接客」という独自の提供価値を創出し、店舗の省人化や接客品質向上などの顧客課題の解決に取り組んでいきます。
タイムリープ株式会社 代表取締役社長 望月さまコメント
佐渡島さんとは、3年ほど前、まだ私たちがRURAの提供を開始したばかりの頃に初めてお会いしました。当時はまだ導入もほとんど進んでいない中でしたが、佐渡島さんがRURAのコンセプトに対して共感を示してくださったことが、私や会社に大きな自信を与えてくださいました。以降たびたびタイムリープを支援してくださるようになり、セーフィー社の社員の皆様とも関わる機会が増えていく中で、佐渡島さんを初めとした皆様の顧客に対する誠実さや事業を楽しむ姿勢に触れ、より密に事業を進めていきたいという思いが強くなりました。
この度の資金調達を通じてセーフィー社との連携を強化することで、日本が抱える「人手不足」という大きな課題を解決していけるよう、より一層邁進して参ります。
セーフィー株式会社 代表取締役社長CEO 佐渡島コメント
3年半前に望月さんとお会いした際、ちょうどエッジAIカメラ「Safie One」を開発を行い、小売業や店舗の未来について考えているタイミングでした。その時、「RURA」によってどこからでも接客ができる時代が来たというお話を聞き、深い感銘を受けました。セーフィーとRURAが一緒になることで、人手不足に悩む小売業のお客様に価値を提供し、映像から未来をつくるというビジョンを共有し、共に実現していけると思い出資させていただきました。店舗の省人化や接客品質向上など、顧客課題の解決に取り組む未来にご期待ください。
遠隔接客サービス「RURA」とは
インターネットを通じて店舗の接客を遠隔地から行なうことができるサービスです。対応スタッフが画面に表示される対面接客や、アバターを通しての接客などを選択できます。少人数で多拠点の接客ができる点に大きな特長があり、約30店舗の受付を3名で実施している例もございます。接客の一部を自宅など遠隔地から行うことで、新型コロナウイルスへの感染対策はもちろんのこと、店舗運営の効率化や、接客業における新しい働き方の実現が可能となります。
・「RURA」の詳細:https://timeleap-rura.com/
【タイムリープ株式会社の会社概要】
所 在 地 東京都千代田区岩本町1-9-1 アイアンビルヂング3F
設 立 2019年6月3日
資 本 金 4億3,191万8千円(資本準備金含む)
事業内容:遠隔接客サービス「RURA」の開発・提供
コーポレートサイトU R L https://timeleap.co.jp/