ナイトビジョンの性能が向上し、店舗・オフィスの防犯機能を更なる強化へ
クラウド録画サービスシェアNo.1(*1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、「Safie One」の新しい標準機能として「人検知」の提供を2月21日(火)より開始することをお知らせします。
「Safie One」は、映像データを活用し課題解決に貢献することを目的に開発されたセーフィー初のエッジAIカメラです。これまで「モーション検知」において防犯目的の機能として、映像内でリアルタイムにモノや人に動きがあった場合に検知・通知を行ってきました。
今回提供を開始する「人検知」では、人の動きのみに特化し検出・通知を行うもので、多種多様なビジネスシーン(下記参考)での防犯を目的に開発されています。特長は、ナイトビジョンの性能を向上(従来品比較)することで、光の少ない環境下でも録画が可能となり、夜間において人物の様々な姿を検知するほか、倉庫の危険エリアやオフィスの出入口でも活用できます。検知後は、スマートフォンでのプッシュ通知と、メールでのサムネイル画像で映像を簡単に確認することが可能です。
「人検知」機能 概要
Safie Oneに搭載されているエッジAIにより、人物の様々な姿(例:ヘルメット、帽子を着用したケースなど)を検出(*2)し、通知することができます。
・飲食・小売店舗
スタッフが退店した後の時間帯(夜間~早朝)に通知設定を行い、出入口など人が立ち入った場合に通知をメールで受け取ることができます。また、人が立ち入らない時間帯に通知設定を行い、金庫前に人が侵入したケースにも対応が可能です。
・無人店舗
立ち入ってほしくないエリア(受付内、現金レジ周辺など)をエリア設定し、通知を受け取ることができます。
・オフィス
執務室の入口にて、夜間や休日の従業員の出入りを検知することで、労務管理(残業管理)を行うことも可能です。
・参考 店舗での防犯検知が想定される業種業態とエリア
小売:コンビニエンスストア、家電量販店、書店、ホームセンター、ドラッグストア
飲食:ファミリーレストラン、喫茶店、デリカ、居酒屋
サービス:学習塾、カラオケボックス、マンガ喫茶、駐車場、ネイルサロン、公共施設 など
オフィス・店舗内エリア:金庫エリア、レジ周辺、受付周辺 など
昨今、広域にわたる犯罪報道により防犯への意識が更に高まりをみせています。ビジネスシーンにおいても、店舗や敷地への侵入や侵入後の検知を目的に、クラウドカメラの敷設について高い関心が寄せられています。
今後「Safie One」は、機能やアプリケーションを拡張することで、「現場DX」を推進し、幅広い業種業態に対しエッジAIの世界を届けることを使命と考えています。
(*1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2022)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(56.4%)
(*2)一部撮影環境により検知しないケースがございます
【参考資料】
■「Safie One」主な機能
「Safie One」は、QRコードで面倒なネットワーク設定も簡単に セットアップが可能。ローカルバックアップにも対応しているためネットワークが不安定な環境でもしっかり録画します。LTEアタッチメントでネットワークの設定や工事が不要なため「置くだけポン」でクラウドに接続。また双方向通話、グループ通話で遠隔サポートによるインタラクティブな通話が可能となります。Bluetoothのヘッドセットやスピーカーに接続することで、設置場所にも困りません。
■費用(※全て税込)
・「Safie One」本体価格: 41,800円
・ 月額利用料: 1,320円~
(※7日から365日の録画プランをご用意しています。保存する期間によって月額料金が変わります)
・ LTEドック(別売)価格: 29,700円(※SIM発行手数料3,300円を含みます)
■「Safie One」製品ページURL
▼「Safie One」 仕様
・外形 直径 76.5㎜×高さ92.5㎜
・重量 360g
・画角 水平114° 垂直60°
・有効画素数 1/2.8型 2Mピクセル(1920×1080)
・動作温度 -10°C~40°C
・マイク クラウドへの音声配信
・スピーカー クラウドからの音声データ再生
・無線LAN 無線LAN IEEE802.11 ax 対応
▼ LTEドック(別売) 仕様
・外形直径 73.2㎜×高さ32.6㎜
・重量 75g
・動作温度 -10°C~40°C
・対応キャリア NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク
・電源 DC5V(USB Type-C)※カメラからの給電のみ対応
■多機能な「AI-App」によりカメラが賢くなる
「Safie One」は、エッジAIを利用したアプリケーション群「AI-App(アイアップ)」をインストールして使用します。「AI-App」は、一台のカメラに複数のアプリケーションをインストールでき、お客様の用途に応じてカメラのアプリケーションを切り替えると様々な機能が使えるようになり、カメラが賢くなるものです。
「AI-App」において、小売・飲食などの店舗運営に役立てる「Store People Detection Pack(ストア ピープル ディテクション パック)」を提供しています。内包される各機能(立ち入り検知、通過人数カウント、立ち入りカウント)により来店人数や混雑具合を可視化し、現場の課題解決に貢献することで映像から「働く」を変え、より効率的に人が働ける環境を提供します。
■「AI-App」の主な機能
「AI-App」の「Store People Detection Pack」では、主にマーケティング向けに3つの機能を提供しています。店内にいる人の滞留などを可視化し、店舗状況の詳細な把握や分析が可能となります。
▼「Store People Detection Pack」(オプション)の機能
1.立ち入り検知
人の滞留を検知し通知します。レジ前の混雑や、POPに興味あるお客様をリアルタイムで知ることができるので、機会損失を軽減できます。
2.通過人数カウント
店舗の出入口に設置すると、通った人数を自動で集計。POSデータだけでは分からない、リアルな入店人数をカウントします。
3.立ち入りカウント
特定のPOPや棚に設置すると、滞在している人数を自動で集計。グラフやデータダウンロードもでき、広告・商品分析業務に活用できます。