リアルイベントの来場者データ分析を通じて、イベント効果と来場者の関心度を計測
クラウド録画サービスシェアNo.1(*1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、この度、株式会社博報堂プロダクツ(本社:東京都江東区、代表取締役社長 岸 直彦)が提供を開始するリアルイベント向け計測ソリューション「イベスコ」において、クラウドカメラ「Safie(セーフィー)」が採用されたことをお知らせします。
「イベスコ」は、リアルイベントの質的な成果を客観的に分析するため、これまでは感覚的に捉えることしかできなかったリアルイベントの効果を定量データ化し解析することで、イベント効果と来場者の関心度を計測できるソリューションです。内容は、イベント会場内に設置するクラウドカメラの映像データを解析することで、これまでのリアルイベントでは測ることの難しかった、「来場者数」「来場者属性」「関心度(滞在時間)」を判別・計測します。
これにより、イベントの来場者総数という結果だけではなく、エリア毎の関心度の比較検討が可能になり、イベントの詳細な成果分析や、改善点の発見などを、客観的なデータをもとにして行うことができます。
今回、計測などを目的に、セーフィーの屋内向けカメラが採用されました。今後は、各会場において多台数を設置するほか、HD画質に対応したより精細且つなめらかな映像をもとに、PTZやエッジAIなど多種類のカメラ機能を駆使し、イベント内容に沿った計測や解析を可能とするものです。
なお、「イベスコ」は、リアルイベントの企画・実施に多数関わってきた博報堂プロダクツが、店舗等の映像データのAI解析で高い専門性を持つベトナムのPalexy社及び当社と協業し開発いたしました。
セーフィーでは、あらゆるシーンにおいて映像による利活用をサポートすることで、リアルイベントにおける「現場DX」を推進してまいります。
(*1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2022)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(56.4%)
「イベスコ」の特徴
・来場者数/属性の分析
概算での数ではなくネットワークカメラの映像をAI解析し精緻に計測。映像から属性情報などを分析が出来るため、ターゲット層の含有率などの測定も可能です。
・来場者関心度の分析
高精度なAIでイベントの映像を解析することで、エリア毎の滞在時間や回遊率を測り、今まで感覚値で評価していた来場者の関心度を可視化することができます。
・イベント事後のデータ利活用
取得したデータをもとに、イベントの詳細な分析を行うことで、今までのイベント評価軸を変え、さらにコンテンツ・レイアウトの改善に繋げることが出来ます。
具体的な活用イメージ
・展示会/カンファレンスイベント
来場者数把握と、来場者属性、展示コーナーごとの回遊等、「イベスコ」の機能を有効にご活用いただけます。また、イベント会場全体や大規模イベントの入場口など、カメラを設置できる環境があれば、イベント主催者様の活用も可能です。
・POPUP/旗艦店
店舗向けソリューションを改良して開発しているため、出入口が固定されている種類のイベントではさらに効果を発揮します。来場者データと購入者のデータを組み合わせて新たな視点のイベント分析も検討可能です。