セーフィーは、「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や異常検知・予測、更には映像解析による業務効率化などの様々なソリューションの提供を通じ、社会のために誰もが活用できる映像ソリューションを追求しています。ビジネスコンセプト「映像データであらゆる産業の”現場”DX」を体現することで、誰もが働きやすい社会の実現に寄与します。

 

今回の概要

今回ご紹介するのは、ワーケーション施設の視察レポートです。ワーケーションとは、Work(仕事)Vacation(バケーション)を組み合わせた造語です。一般社団法人日本テレワーク協会のwebサイトによると、「チーム力や創造力を高める働き方」、「余暇を楽しみつつ仕事をすること」といった考え方であり、ワーケーションは従業員のストレスを緩和したり、仕事で新しいアイデアを閃きやすくなるなどのメリットがあります。

 

取り組みの背景

 当社では、映像プラットフォーマーとして、SDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向け、注力して取り組む「サステナビリティ重点課題」を下記の通り定めています。その中で、私たちは「誰でもチャレンジできる未来をつくる」をS(社会)の項目として定めています。

 

 

 今回のワーケーション施設の開拓は、S(社会)の項目に含まれているSDGs指標の目標8「働きがいも、経済成長も」に寄与すると考えています。心身の健康を維持・向上しつつ生産性も高めるワーケーションは、個人に「働きがい」をもたらすうえで効果的な取り組みであることと同時に、観光政策とも言えます。ワーケーションを通じて地域に新たな観光需要を創出し、持続可能な観光モデルの構築の一助になると考えています。

 

私たちは「映像から未来をつくる」というビジョンの実現に向け、次の時代をつくる従業員が働きがいをもって、更に生き生きと働くことができるよう、今回株式会社スカラパートナーズ様のご協力のもと、埼玉県秩父市にある各ワーケーション施設の視察に行ってきました。

 

 池袋駅から施設の最寄りの西武秩父駅までは特急ラビューで約80分で快適に行くことができます。駅からは最短2分の施設が複数ありましたが、他の施設を訪れる際には、訪問時が紅葉の季節だったこともあり、山間の景色や澄んだ川など、心洗われる素晴らしい自然を楽しみながら向かいました。施設によっては駐車場が完備されており、休日に自家用車で訪れる際も安心して利用できると感じました。

 

施設紹介

 今回は、「働空間」、「みなのLABO」、「みなのsubako」、「働Co-living」、「多豆」、「猿楽庵」の計6施設をご案内いただきました。

 

働空間

西武秩父駅から徒歩2分の働空間には、施設内に便利な電車時刻表も

 

 

日当たりも良く、席数も多数

 

 

みなのLABO

 

みなのLABOには、ラボ機能を備えたコワーキング施設&カフェも

 

 

普段とは一味違うミーティングスペースも完備

 

みなのsubako

 

山間の静かな環境で仕事ができる空間

 

 

客室(文豪ルーム)には書斎も

 

働Co-living

 

働Co-livingはミーティングルームにキッチンも完備

 

 

アットホームな雰囲気の就寝場所

 

多豆

 

古民家を改装した趣のある空間

 

 

玄関

 

猿楽庵

 

囲炉裏のあるミーティングスペース

 

 

ミーティングスペースからふと外に目をやると、お庭が目の前に

 

今回の訪問と今後の開拓

ラボの中央にある、ミーティングスペース

 

 

3Dプリンタールーム

 

 

キッズルーム

 

 

 今回様々な施設をご案内いただいた中でも、みなのLABOは特に印象的でした。3Dプリンターや3Dスキャナーなど、「ものづくり」における設備が整っており、プロダクトについて考える環境が完備されていることから、当社のようなテック企業でのトレーニングやハッカソンなどに非常に適した施設です。

 

さらに、同施設にはキッズルームも完備されています。当社に在籍しているワーキングペアレンツに、お子さんの夏休みなどの長期休暇に親子ワーケーションを実施することで、家族の思い出づくりにも寄与できます。

 

 今後セーフィーでは、今回のような連携を広げることでワーケーションの実現をきっかけに、社員への新たな働き方の提案や、社会・地域への観光政策への貢献など、SDGsに関する活動を広げていきます。