”現場”の位置情報を活用しさらなる迅速な意思決定や安全性向上へ
クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島隆平)は、「Safie PRO(セーフィー プロ)」プラン対応カメラ、「Safie GO(セーフィー ゴー)」シリーズにて、位置情報設定機能を追加したことをお知らせします。今回の機能追加により、既に対応している「Safie Pocket2(セーフィー ポケット ツー)」に加え、2022年11月現在、提供している全てのクラウドカメラの管理画面の地図上に位置情報を設定できるようになり、映像データと位置情報を紐づけた管理で、さらなる迅速な意思決定や作業の安全性向上に寄与します。
「位置情報設定機能」対応の背景と概要
セーフィーは、これまで映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や異常検知・予測、更には映像解析による業務効率化などのソリューションを提供するため、ユーザーの様々なニーズに応えるべく、クラウドカメラを提供、改善を重ねてまいりました。
今回の機能追加により、セーフィーが提供する全てのクラウドカメラにて、手軽に位置情報を地図上に表示できる位置情報設定が可能になります。
<対象カメラ>
・「Safie PRO(セーフィー プロ)」プランに対応するカメラ
・屋外設置可能なLTE搭載クラウド録画型カメラ「Safie GO(セーフィー ゴー)」シリーズ
<対象アプリ>
・映像視聴用アプリケーション「Safie Viewer for Web」
このことで、同一現場に複数台のカメラを設置する場合や現場状況をテキスト情報でしか把握できない場合でも、カメラの位置と向きを地図上で視覚的に設定することが可能になります。視認したいエリアやゾーンを起点とした映像をスムーズに確認できるため、通常業務や災害時の迅速な意思決定に寄与します。
また、既にGPSによる位置情報取得機能を搭載したウェアラブルクラウドカメラ「Safie Pocket2」(※2)と、現場に設置された定点カメラである「Safie PROプラン」対応カメラや「Safie GO」シリーズが撮影した映像の各々の位置情報を一元管理することができます。これにより、実際の作業現場とその周辺状況を同時に確認するなど、業務においてさらなる安全性の向上が期待できます。
(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(47.5%)
(※2)プレスリリース「セーフィー、ウェアラブルクラウドカメラにGPSによる位置情報特定機能を追加」(2021年10月12日発表):https://safie.co.jp/news/1434/
想定されるユースケース
災害時での迅速な意思決定に
大雨などの災害時に、各流域に設置したカメラアイコンをクリックするだけで、選択したカメラのストリーミング映像を確認し、各流域の状況を即座に把握することに繋がります。
建設現場で周辺状況の確認に
ウェアラブルクラウドカメラを装着する現場作業者の近くに設置した定点カメラの映像を確認できます。管理者は現場作業者の周囲状況を定点カメラの映像で確認して、安全を認識した後での業務の指示出しが可能となります。
今後の展開
今後は各クラウドカメラにより取得した位置情報を蓄積・外部と連携し二次利用を進めるなど、映像データのさらなる活用を可能とする機能を追加してまいります。人々が映像データをより日常的に活用し業務の効率化を進めていけるよう、あらゆる産業の”現場”DXに寄与してまいります。
位置情報設定機能の特長
・管理画面の地図上にて、クリック&ドラックでカメラの位置を設定可能
・カメラの向きの簡単設定が可能
・管理画面の地図上にあるカメラアイコンクリックでリアルタイムの映像と録画映像の閲覧が可能
・各カメラの映像データと位置情報は複数のユーザーと共有が可能
(※ただし位置情報の権限シェアが必要)
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