最新のエッジAIカメラでセーフィー初の受賞
クラウド録画サービスシェアNo.1(*1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、この度、エッジAIカメラ「Safie One(セーフィー ワン)」が、2022年度グッドデザイン賞を受賞しました。なお、今回の同賞の受賞は当社初となります。
■Safie One とは
本年9月28日に販売を開始した「Safie One」は、映像データを活用し課題解決に貢献することを目的に開発されたセーフィー初のエッジAIカメラです。エッジAIの実現により、撮影した映像データをクラウドに送る前に、画像分析が可能となります。エッジAI向けのアプリケーション「AI-App(アイアップ)」をインストールし利用することで、お客様の用途に応じてカメラのアプリケーションが切り替えられ、カメラが賢くなっていきます。
「AI-App」第一弾の「Store People Detection Pack(ストア ピープル ディテクション パック)」では、店舗運営向けに内包される各機能(立ち入り検知、通過人数カウント、立ち入りカウント)により来店人数や混雑具合を可視化します。既に小売、商業施設などの業種業態への実証実験を行うことで、映像から「働く」を変え、より効率的に人が働ける環境を提供します。
・参考:「Safie One」機能紹介動画
https://www.youtube.com/watch?v=fN93tn_yf0U
■グッドデザイン賞受賞の背景
昨今のクラウドカメラ普及は、撮影した映像が自由に閲覧できるに留まらず、AIによる映像解析処理技術の発達もあり、これまで現場の感覚値で対応してきた仕事を自動かつ効率的に改善することを可能としつつあります。一方、現状のAI解析処理ができるサービスの多くは、カメラ本体の価格が高いか、解析のためのサーバー利用料や通信量が過度にかかるため、予算に余裕のない企業にとっては利用の障壁となっています。
そこで当社は、手軽かつ身近にAI解析ができるためのカメラのエントリーモデルとして「Safie One」を開発・提供することで、AI解析の利用へのハードルを下げ、小売業をはじめ、あらゆる現場の生産性向上を支援していきます。
「Safie One」は、AIカメラの質や価格、クラウド側の閲覧画面のUIデザインなど、デバイスとクラウドサービスのバランスの取れたUX・導入しやすさが評価されました。
【審査員の評価コメント】
「店舗などで手軽に設置し、AI解析機能によりさまざまな解析を行うことができるエッジAIカメラとして、価格、プロダクトデザイン、カメラの精度、AIの解析性能、クラウド側のUIデザインなど、ハードウェアからクラウドサービスまで使い勝手よく統合され、バランスの取れた製品となっている」
・参考:受賞公開情報
https://www.g-mark.org/award/describe/54464
■グッドデザイン賞とは?
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の運動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。
・グッドデザイン賞Webサイト
(*1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(47.5%)