事業所内の映像を活用したDX推進による安全管理の更なる強化へ

 クラウド録画サービスシェアNo.1(※1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、この度、三菱ケミカルホールディングスグループの三重事業所内における防災対策強化を目的とした実証実験(以下、実証実験)を開始いたしました。

概要

・対象事業所:三菱ケミカル株式会社 三重事業所(三重県四日市市東邦町1)

・対象エリア:事業所内の防災本部(室内)と発災現場

・内容

 本実証実験では災害発生時を想定し、発災現場と防災本部、更にはサテライトとの伝達をセーフィーのクラウド録画サービスを活用して迅速かつ正確に実現させるものです。これにより、防災本部にて発災状況を正確に理解し、防災本部から発災現場に対して即時適切な指示を出すことが可能となります。

 

1.「Safie Poket2(セーフィー ポケットツー)」(計2台)で発災現場の発災状況および

現地ホワイトボードを撮影

2.「Safie GO(セーフィー ゴー)」(定置式/計1台)で防災本部全体を撮影

3. 防災本部と発災現場にて災害対応記録表をPCで共同編集入力、PCの画面は自動的に

セーフィーのクラウドへあがる

4. 上記1~3の映像をマルチモニタリングとして防災本部、サテライトにて投影、確認

 

 

実証実験の背景

 三菱ケミカルホールディングスグループでは、プラントの現場における映像を使った適切な情報共有を目的に、安全かつ迅速な業務遂行のためにセーフィーのカメラとクラウド録画サービスを導入しています。これまでの活用として、作業員の安全管理、負荷軽減、現場作業(立会業務)の効率化など、有識者の目に代わる存在となっています。

 

・プラントの定期修繕工事の進捗確認

・プラントの装置・計器の状態監視

・人の作業や工事の有識者による遠隔サポート

・製造設備のリモート点検

・場内および場外の安全パトロール

 

 本実証実験は、三重事業所の継続的な防災を観点に、セーフィーのカメラとクラウド録画サービスを活用した新たな施策として開始されるものです。

 三重事業所においては、従業員の安全安心、また地域の皆様からの信頼を得られるべく、最新の技術動向を把握し、災害発生時の早期防災体制の構築・対応に向けた検討を行っています。

 今回、セーフィーのカメラとクラウド録画サービスを導入することで、更なる防災の強化を図ってまいります。

今後の展開

 今後は、三重事業所内の映像データを連携することで、最適な防災プランを実施できるような活用も想定しています。セーフィーは、様々な”現場DX”を推奨しており、防災分野においてもDXの推進に貢献してまいります。

 

(※1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査」より

 

Safie Pocket2とは

 

「Safie Pocket2」は、いつでもどこでも手軽に撮影ができ、リモートで現場と本部のコミュニケーションを可能とするウェアラブルクラウドカメラです。バッテリーとSIMを内蔵しているため、カメラの電源を入れるだけで現場の映像を確認・会話ができます。現場と本部のコミュニケーションを円滑にします。

 

Safie GO シリーズとは

 

「Safie GO」シリーズ は、LTE搭載の屋外利用可能なクラウド型録画カメラです。モバイル(LTE)ルーター内蔵のため、現場において電源にさすだけで撮影・視聴が可能です。またIP66(防塵防水規格)を取得した防水・耐環境モデルのため、屋外設置による厳しい環境での使用においても優れた耐久性を発揮します。現場での映像を直接つなぎ、遠隔での安全点検・監視に活用されています。

 

クラウド録画サービス「Safie」とは

Safie(セーフィー)はカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェア No.1のサービスです。「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。 我々は「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売り、土木・建設、製造、医療などのあらゆる現場のDXを率先して推進しています。