セーフィーは、業績拡大を順調に続けています。より多くのクラウドカメラの設定・製造・出荷を行うため、福井県小浜市にクラウドカメラの出荷・物流を担うキッティング工場を新設いたしました。新設された工場では、セーフィーに注文を頂いたカメラ機器をキッティング(お客様が映像を見れるように設定)し全国へ出荷される予定です。

 

 7月19日(月)には、新工場開設記念のお祝いということで開所式を行いました。

 

福井県小浜市に建てられた新しいキッティング工場

 

 この開所式を記念し、東京⇄福井を映像中継で繋ぎ、セーフィー東京本社の全社員向けに初出荷の様子などをお披露目しました。

 この映像では、キッティング工場が着工した2021年2月から完成した7月までの建設進捗をタイムラプスで作成しました!撮影には、Safie(セーフィー)の屋外用カメラが使われています。

 

 新工場の外観はこのようになっています!企業のイメージキャラクターロゴ「セーフィー君」が青空に映えていますね。

可愛いデザインが近くの小学生から人気だそうです!

 

 キッティング工場が開所したハレノヒに、現小浜市長である松崎 晃治氏もお祝いに駆けつけてくださり、佐渡島との対談を実施させていただきました。

 

 約2年半後の2024年には北陸新幹線の金沢~敦賀間が開通予定。最終的に全線開業を見越しており、小浜市と関西や首都圏との所要時間は大幅に削減されるため、京都や大阪在住の学生が小浜市に行きやすくなり、新しい雇用や新しい産業が生まれる可能性が大いに期待できます。

 

 

 佐渡島からは「世の中の家から街まであらゆるところを映像化し、AIで変革を変えていくことでより働きやすい環境や行きやすいまちづくりを目指していきたい。近県であれば、富山県近隣の街中のカメラをクラウド化している等、本社がある関東地域だけでなく関西地域も含めた日本全国で仲間をたくさんつくり新しいDX推進していくため、福井を起点に成長していきたいと考えている」旨をお話させていただきました。

 

 松崎小浜市長からは「行政にも活用できるところがたくさんあり、可能性が無限に広がるサービス。映像データを活用することで災害現場でもリアルタイムで状況がわかるため、本部から司令を出す上で的確な判断ができると思う。Safie(セーフィー)の活用を楽しみにしている」とのお声をいただきました。

 

 こちらは工場のエントランスになります!ドアは、セーフィーのサービスである「顔認証システム」で開くようになっています。

Safie Entrance(セーフィー エントランス)の詳細についてはこちら】

 

 

また、エントランスは新工場勤務の社員さんのセンスで飾り付けされています。キッティング工場とは思えないくらい、おしゃれな空間が広がっていますよね。福井県内の企業様からのお祝いの花やお酒などが飾られています。

 

 エントランスには、セーフィーの創業メンバーである佐渡島・下崎が書いた画が飾られました。

 

 右の絵は下崎が描いたもので、Safie Pocket (セーフィー ポケット )シリーズの前身となる、当初の構想案です。現在では、Safie Pocket2(セーフィー ポケット ツー)として、主に建設現場で使われています。持ち運び可なので、監督者と作業者が遠隔でコミュニケーションをとることができ、セーフィーの主力製品となっています。左の絵は、佐渡島が描く「映像から未来をつくる」というセーフィーのビジョンコンセプトです。(芸術的!)

左:佐渡島作、右:下崎作

 バックヤードはこのような広さとなっており、たくさんのカメラが格納されています。(広い!)これほどのたくさんのカメラの持ち運びを簡単にするため、フォークリフトを今回から導入しました。工場では女性社員も多く働いていますが、フォークリフトのおかげで力仕事がだいぶ減ったそうです。作業場所も空調があり、女性の方も働きやすい環境づくりを心がけています。

 

フォークリフトで広い工場もスムーズに移動

 こちらはカメラの出荷管理や梱包などを行うスペースとなっています。セーフィー本社から出荷指示をPC上で受け取り、カメラのキッティング作業をして梱包し、出荷しています。当日でも出荷対応を行っており、迅速にサービスを届けられる柱となる予定です!

 

 

 

企業ロゴのセーフィーくんが着々と描かれています

 弊社のデザイナーメンバーが開所式に向けて仕上げている途中です。プロジェクターで壁にデザインの下書きを映して描き、「漆喰」で塗りました。

 

 モノトーンのとてもお洒落な空間になっていますよね。この部屋は、社員がランチを食べたりできる休憩スペースとして使われています。

 

 

 開所式の最後では、初回出荷用のカメラをトラックに積み込み、出発する様子を見守りました。数千台レベルの大型出荷であり、この新工場での初出荷であるカメラの出荷積み込みが行われています。この記念すべき初出荷の積み込みには、佐渡島や下崎も加わりました。

 

10tトラックでのチャーター便が出発!今までは4tトラックだったため、倍以上の出荷規模!!

 

 

 無事にカメラの初出荷を終え、福井工場のオープンは、順調なスタートを切りました!

 

新キッティング工場の前で集合写真

 

 今回のキッティング工場新設PJのリーダー、長田からは「今回、新しくキッティング工場が設立されたことで、1人でも多くの方に『映像から未来をつくる』の世界をご提供できるよう、この場所から心を込めて発送できればと思います!」との意気込みをもらいました。

 

 今後は、小浜市を拠点に、年間数万台のクラウドカメラが全国に出荷されてまいります。セーフィーは、「映像データであらゆる産業の現場をDXする」というビジネスコンセプトをもとに、遠隔での業務推進や現場のデジタルトランスフォーメーションをご支援していきます。