情報セキュリティへの取り組み
ISMS認証取得について
セーフィーは、情報セキュリティマネジメントシステム(ISMS)の国際規格「ISO/IEC27001:2013」及び「JISQ 27001:2014」の認証を2016年5月に取得しました。
当社のクラウド映像サービスは、個人のお客様から大企業、国家機関まで大変幅広くご利用頂いています。そのため、従来より提供サービスの技術的な安全について積極的な取り組みを行ってまいりましたが、企業全体としての安全性・信頼性をさらに確実かつ継続的なものとするため、ISMS認証を取得しました。
引き続き、当社が策定した情報セキュリティ基本方針に基づき、情報セキュリティマネジメントを一層強力に推進してまいります。
当社が取得している認証規格に関して
- JIS Q 27001:2014(ISO/IEC 27001:2013)
クラウド映像プラットフォーム開発及び、それを用いたサービスの運営・保守・カスタマーサポートについて、JIS Q 27001:2014(ISO/IEC 27001:2013)の認証を受けております。
- JIP- ISMS517-1.0 (ISO/IEC 27017:2015)
Safieクラウド録画サービスの提供に係るサービスプロバイダとしてのシステム開発・運用及び保守、並びにアマゾンウェブサービスのクラウドサービスカスタマとしての利用に関わる、ISMSクラウドセキュリティマネジメントシステムにおいて、JIP- ISMS517-1.0 (ISO/IEC 27017:2015) に適合しているとプロダクト基盤開発部が認証を受けております。
- ISO/IEC 27701:2019
当社は、Safieサービス上に保管された映像データ上の個人のプライバシー保護の観点から、クラウド映像プラットフォームの運用・保守及びサービスに関するカスタマーサポートについて、ISO/IEC 27701:2019に適合していると、プロダクト基盤開発部とテクニカルサポートグループが認証を受けております。
情報セキュリティ基本方針
基本理念
セーフィー株式会社(以下、当社)は、「テクノロジーを通じて誰もが安心できる社会を作る」という企業理念のもと、最新技術を用いて「誰もが簡単に使える映像プラットフォームサービス」を提供しております。
当社の様々なサービスをお客様に安心してご利用いただくために、当社事業で取り扱う、お客様の映像データや顧客情報をはじめとする情報資産は、当社の経営基盤として極めて重要なものと考えております。
当社は、漏洩、き損、滅失等のリスクからこれら情報資産を保護することの重要性を認識し、役員、従業員以下、すべての従業者を挙げて本基本方針を遵守し、情報資産の機密性、完全性、可用性といった情報セキュリティを維持するための活動を実践いたします。
基本方針
- 情報資産を保護するために、情報セキュリティポリシーを策定し、これに従って業務を行うとともに、情報セキュリティに関連する法令、規制その他の規範、及び、お客様との契約事項を遵守いたします。
- 情報資産に対して存在する漏洩、き損、滅失等のリスクを分析、評価するための基準を明確にし、体系的なリスクアセスメント方法を確立するとともに、定期的にリスクアセスメントを実施いたします。また、その結果に基づき、必要かつ適切なセキュリティ対策を実施いたします。
- 担当役員を中心とした情報セキュリティ体制を確立するとともに、情報セキュリティに関する権限および責任を明確にいたします。また、すべての従業者が、情報セキュリティの重要性を認識し、情報資産の適切な取り扱いを確実にするために、定期的に教育、訓練および啓発を行います。
- 情報セキュリティポリシーの遵守状況及び情報資産の取扱いについて、定期的に点検及び監査を行い、発見された不備や改善項目については、速やかに是正処置を講じます。
- 情報セキュリティ上のイベントやインシデントの発生に対する適切な処置を講じるとともに、万一それらが発生した場合に際して、あらかじめ、被害を最小限に留めるための対応手順を確立し、有事の際には、速やかに対応するとともに、適切な是正処置を講じます。また、特に、業務中断に関わるようなインシデントについては、その管理の枠組みを確立し、定期的に対応、復旧試験及び見直しを行うことにより、当社の事業継続を確実にいたします。
- 基本理念を実現するための目標を定めた情報セキュリティマネジメントシステムを確立し、これを実行するとともに、継続的に見直し、改善を行います。
2016年3月1日 制定
セーフィー株式会社
代表取締役社長CEO 佐渡島隆平