セーフィーは、「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や異常検知・予測、更には映像解析による業務効率化等の様々なソリューションの提供を通じ、社会のために誰もが活用できる映像ソリューションを追求しています。ビジネスコンセプト「映像データであらゆる産業の”現場”DX」を体現することで、誰もが働きやすい社会の実現に寄与します。
今回の概要
今回ご紹介するのは、株式会社マクアケとの連携です。同社が主催する「Makuakeミライマルシェ2022」に協賛(※1)し、映像データを活用した“現場DX”によるSDGsのミライを体感できるブースを出展しました。また、コロナ禍でのイベント運営の現場における最適なオペレーションの実現のため、クラウド型顔認証入退室サービス「Safie Entrance2(セーフィー エントランス ツー)」を設置しました。
「Makuakeミライマルシェ2022」(※2)とは
「未来をつくる、たのしいお買い物。」をコンセプトに、アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」から生まれたユニークな商品を、作り手から直接話を聞きながら体験・購入できるお買い物イベントです。原宿駅前にある「WITH HARAJUKU」を会場に、2022年9月17日(土)〜18日(日)の2日間にわたって開催されました。
会場には、「Makuake」発のユニークな商品をその場で購入できるマルシェエリアと、「Makuake」に関する様々なコンテンツを体験できる来場者参加型のワークショップエリアが展開されました。期間中、来場者は「Makuake」の世界観や応援購入をオフラインでのリアルショッピング体感していました。
Makuakeとの協賛の経緯
セーフィーとマクアケとの縁は、2014年の創業時に遡ります。当時Safieの初号機カメラの提供時に、同社のアタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」を通じて、プロジェクトの共感者や応援者と出会い、実現に向け一歩踏み出せました。その後、セーフィーは2021年に東京証券取引所マザース(現、グロース市場)に上場。「Makuake」への出品からIPOに至った第一号の企業となっています。
このような経緯からマクアケと深い親交があり、マクアケ本社においてセーフィーの「Entrance」シリーズが活躍しているほか、「Makuakeミライマルシェ2022」開催前の7月にも、マクアケ中山亮太郎CEOがセーフィーのオフィスに来社し、相互研修を同時中継で開催するなど、様々な交流をはかっています。
「Makuakeミライマルシェ2022」での展開
今回の「Makuakeミライマルシェ2022」では、セーフィーのようなもっと多くの挑戦者のプロジェクト実現を応援するため、本イベントの趣旨である「出会う・理解する・共感する・応援する・買う」体験を通して「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」に共鳴し、協賛・出展する運びとなりました。
「Makuakeミライマルシェ2022」は新型コロナウイルス感染拡大防止対策を施し、来場人数の制限を行うなど、安全に考慮しながら開催に向けて準備を進めてきました。
そこで、多くの来場者への十分な感染対策に寄与するため、クラウド型顔認証入退室サービス「Safie Entrance2」(2022年3月提供開始)を、イベントスペースの出入り口に設置。期間中、来場者は検温して入場ができ、スムーズなウォークスルーによる円滑化にも繋がり、来場時のオペレーション効率化の一助となりました。
セーフィーのESG活動も会場内で展示
さらに「Makuakeミライマルシェ2022」の期間中は、会場の一部にセーフィーブースを設置し、セーフィーのビジネスコンセプトでもある「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」の実例を含め、セーフィーが今後叶えていきたい”現場DX”によるSDGsのミライを体感いただけるよう、これまでのESG活動の一部についてパネル展示を行いました。 主な内容は、神奈川県逗子市での「海水浴場の見える化で防犯と感染対策」や、スマートシティ化を目指す東京都渋谷区での「パブリックスペースの有効活用に向けた渋谷区立宮下公園内における実証実験」についてです。開催両日に活動への興味を頂いた来場者のみなさまにはセーフィーの社員がパネルを交えた説明を行っています。
開催2日間に台風14号による大雨の影響があるなか、「Makuakeミライマルシェ2022」は、多くの来場者を記録し大盛況のうちに幕を閉じました。そのような中でも、1時間単位での予約を敷いての運営のなかで「Safie Entrance2」を設置し、バックエンドのカメラでの状況の可視化を行うことで、非常にスムーズな入場や遠隔での運営に寄与することができました。
これまでオフィスにおいて「Safie Entrance」シリーズを利用していたマクアケ社員の皆様からも「オフィスでも利用しているが、会場でもスムーズな検温と入退場ができ、サービスの快適さを体感した」との声を頂きました。
今後の取り組み
当社では、映像プラットフォーマーとして、SDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向け、注力して取り組む「サステナビリティ重点課題」を下記の通り定めています。関連するSDGsテーマは下記の通りです。
今後は本イベントでも実現したDXによる体験・効率の向上や、データを基に意思決定を改善する「デジタルガバメント」への貢献等を推進する予定です。
遠隔での見守りや災害時の映像活用など、社会課題に向き合う施策を実施してまいります。
セーフィーは今後も、生活者の「第三の目」となり、日本全国の公共空間をより快適かつ安心・安全に利用いただけるよう努めるだけでなく、適切な活用を通して持続可能な社会を後世に受け継いでいくことにも繋げていきます。
(※1)プレスリリース
セーフィー、「Makuakeミライマルシェ2022」にて協賛し映像データ活用の“現場DX”によるSDGsのミライを体感できるブースを出展
https://safie.co.jp/news/1901/
(※2)プレスリリース
アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake」が9月17日(土)〜18日(日)に原宿駅前で開催
https://www.makuake.co.jp/3114/