セーフィーが大切にしていること
映像を通じて実社会をデータ化する
セーフィーのビジョンは「映像から未来をつくる」こと。映像データを活用することで意思決定をスピーディかつ効果的に行える世界を目指しています。
昨今、クルマは自動運転に置き換わろうとしています。これによって人間は意思決定をすることなくA地点からB地点への移動が可能になります。クルマの自動運転を支える技術の1つに、LiDARというセンサー技術があります。このセンサー技術によって、周囲のクルマや路上に置かれたものにぶつかることなく走行することができますが、他者から衝突される可能性は依然拭えません。もしも、街中にカメラをつけて、映像データによってクルマをA地点からB地点に差配することができれば、より安全な走行が可能になるのではないか。
セーフィーでは、そうしたモノとモノが移動することで蓄積していくリアルタイムな動画データを活用し、自動化を進めることで人の意思決定のプロセスを変えていきます。
データを活用したオープンなプラットフォーム構想
例えば、踏切に障害物が置かれていることが予測できないために起こる踏切事故などは、発生してしまうことを「仕方ない」こととして放置している現状があります。しかし、鉄道事業者をAPIでつなぎ、映像データから学習モデルを作ることでアプリケーション化すれば、事故を未然に防ぐことができるかも知れません。
AI開発においては分析ロジックに視点が置かれがちですが、データセットと入り口、出口が揃っていれば誰にでも作ることができます。クラウドコンピューティングには、人の見る・聴く・記憶する・話すといった機能を代替する可能性があります。セーフィーではカメラの「賢さ」を向上させることで、そうした機能を世の中に提供していこうとしています。
セーフィーのプラットフォームをエコシステムとして活用いただくことで、AIの実装が容易に。データを使ったオープンなプラットフォームで社会コストを見える化し、社会効率を高めていきます。
人材開発・核となる技量、能力、適性の向上
私たちのビジョンである「映像から未来をつくる」を実現するために、当社では人材開発プロジェクトを組成し、社員のコアとなる技量、能力、適性の向上に努めています。
セーフィーカルチャーを体現した人材を開発し、個々の社員が「ありたい姿」を実現することで、組織の健全な新陳代謝を促進。また、業界・職種を超えて求められる社会人としての基礎力「ポータブルスキル」を持った人材を輩出することで、幅広く社会に貢献します。社員にセーフィーの仕組みとカルチャーへの理解を促し、これを土台としたうえで、チャレンジングな仕事を経験し、振り返り、概念化するという成長のサイクルを回す。マネジメント層が時間と労力をかけて社員と向き合い、成長をサポートすることで、組織全体の能力を高めます。その一環として、当社では求めるスキルを明文化したスキルマップの作成や上司との1on1の実施、仕組みを解像度高く理解するための各種研修といった具体的な取り組みを行っています。