「Safie Code of Conduct」(倫理・行動規範)
セーフィーでは、「Safie Code of Conduct(セーフィー コード オブ コンダクト)」(倫理・行動規範)を2024年1月に制定し、定期的な社内広報と意識の啓発に取り組んでいます。
「Safie Code of Conduct」は、「映像から未来をつくる」というチーム「Safie」が成し遂げる未来をしめすビジョン、チーム「Safie」が大切にしていく価値観・行動規範からなる「Safie Culture」をふまえ、各自の行動において守るべき厳格なルールを落とし込んだ文書で、お客様、株主・投資家、お取引先企業、共に働く仲間などのステークホルダー別に、一人ひとりが高い倫理観と遵法精神を持ちながら、自らの業務を行う際に遵守するべき行動の基本ルールが定められています。
「Safie Code of Conduct」(倫理・行動規範)
1.Safie Code of Conduct の位置づけと運用
1-1.目的
Safie Code of Conductは、「映像から未来をつくる」というビジョン、およびチーム「Safie」が大切にしていく価値観・行動規範からなる「Safie Culture」に基づき、私たちが高い倫理観と遵法精神をもち、私たち一人ひとりが自らの業務を行う際に遵守するべき行動の基本ルールを定めるものです。
1-2.適用範囲
Safie Code of Conductにおける「私たち」とは、セーフィー株式会社とセーフィー株式会社が直接または間接に50%を超える議決権を持つグループ会社(以下、併せて「セーフィー」といいます)で働くすべての取締役、監査役、執行役員、社員、契約社員をいいます。
1-3.私たちの宣言
私たちは、事業活動を行う各国・地域のあらゆる適用法令、規則、Safie Code of Conduct、各方針および社内規程・規則・ガイドライン・マニュアル等(以下、各方針以下を総称して「社内規程等」といいます)を遵守し、誠実かつ倫理的に、責任ある事業活動を行います。
私たちは、常に社会人としての自覚と、高い倫理観、道徳観を持ち、社会的良識に従って行動します。
私たちは、企業活動におけるどのような場面においても、すべての人の基本的人権を尊重します。人種、民族、国籍、性別・性自認・性的指向、障がいの有無、皮膚の色、身体的特徴、疾病、年齢、宗教、思想、信条、政治上その他の意見、社会的身分、門地など理由のいかんにかかわらず、差別や個人の尊厳を傷つける行為をしません。
私たちは、セーフィーの信用と名誉を毀損する行為、また、セーフィーの正当な利益に反する行為を一切行いません。
1-4.遵守の責任
私たちは、自らの業務に関連するすべての法令、Safie Code of Conductおよび社内規程等に定める事項を確認し、理解し、誠実に実行しなくてはなりません。
取締役及び管理する立場にある人間は、自ら率先垂範してSafie Code of Conductを遵守するとともに、実効性のある社内体制の構築・整備と教育の徹底を図ります。また、社員に対し、Safie Code of Conductに反する業務命令・業務指示を行わず、法令違反を含めたSafie Code of Conductに違反する問題が発生した場合は、ただちに事実関係を把握・分析のうえ適切な対応を行い、再発防止を徹底します。
私たちは、Safie Code of Conductに反する行為を発見した場合、速やかに上司または内部通報窓口に通報または相談します。
取締役及び管理する立場にある人間は、通報者・相談者のプライバシーの保護を徹底します。また、通報者・相談者に対する報復行為を絶対的に禁止し、通報・相談を行ったことを理由とする不利益な取扱いは一切認めません。Safie Code of Conductに違反した場合には、就業規則に照らして、懲罰等の処分を受けることがあります。
取締役・監査役がSafie Code of Conductに違反した場合には、取締役会または監査役会の決議に基づく処分を受けることがあります。
1-5.改訂および手続
Safie Code of Conductは、社会、事業活動及びSafie Code of Conductの運用状況の変化に伴い、リスク・コンプライアンス委員会にて定期的な見直しを実施し、その改廃は、経営管理部門を管掌する取締役が起案し、取締役会決議により行います。
2.お客様に対して
2-1.サービス・商品への責任
お客様に提供する各種サービスや商品(以下、「サービス・商品」といいます)の関係法令および利用規約等のお客様との契約を遵守し、品質、安全性、環境保全、情報セキュリティ、信頼性、使いやすさに配慮し、お客様と真摯に向き合って、サービス・商品を企画、開発し、提供します。
2-2.情報の提供と対応
提供するサービス・商品については、関係法令および社内規程等に従い、誇大な表示等を避け、適正でわかりやすい表現と表示に努めます。
お客様からのお問い合わせに対しては、正確な情報に基づき、誠意をもって迅速かつ的確に対応します。
お客様からいただいたクレームは、速やかに原因を追求し、誠意をもって対応するとともに、再発防止に必要な措置を講じます。
3.お取引先企業に対して
3-1.取引に対する基本的な考え方
お客様との取引を含むすべての取引については、常に誠実で公正な姿勢で臨み、三方良しとなるように、お取引先企業と友好的な信頼関係の構築に努めます。
3-2.公正な取引
取引においては、独占禁止法および関係法令を遵守し、優越的地位の濫用などの違反行為を行わず、公正で自由な取引を行います。
3-3.接待および贈答
すべての取引に関する職務に関連して、金銭や物品、サービス便宜の供与を受ける等の個人的な利益を求める行為、およびお取引先企業や官公庁に属する個人に当該利益を供与する行為を行いません。
接待や贈答品の授受に関して、関係法令および社内規程等に従い、良識を持った行動に努め、健全なビジネス慣習や社会的習慣を逸脱した行為は行いません。
特に、公務員またはこれに準ずる者に対しては、国内海外を問わず、賄賂、贈与、接待などを行いません。また政府・官公庁と取引をする場合や事業活動に必要な行政手続をする場合は、適正に手続を行い、公正に取引します。
4.社会に対して
4-1.コミュニティへの貢献
セーフィーの企業市民としての役割を自覚し、地域、社会、国際社会への貢献に努めます。
私たち一人ひとりが身近な社会貢献活動をすることの重要性を理解し、一人ひとりの社会貢献活動を尊重する企業風土の醸成に努めます。
社会貢献活動への寄付は、その必要性、妥当性を十分に考慮し、関係法令に従って行います。
4-2.反社会的勢力との関係断絶
社会の秩序や安全に脅威を与える反社会的勢力および団体とは一切の関係を持ちません。反社会的勢力には毅然とした態度で臨み、あらゆる不当要求を拒否します。
4-3.環境負荷の低減
持続可能な社会を実現するため、関係法令および各種規制を徹底して遵守し、原材料調達からお客様へのサービス・商品の提供にいたる事業活動全体が地球環境に与える影響を認識し、環境負荷の低減に努めます。
5.株主、投資家に対して
5-1.適切な企業情報の開示
株主・投資家などのステークホルダーに対し、経営に関する事項、事業活動状況等の企業情報(以下、「企業情報」といいます)を、関係法令に従い、正確かつ適時適切に情報開示を行います。
財務・税務会計に関する記録および報告は、その信頼性の確保のために、一般に公正妥当と認められる企業会計の基準、関係法令および社内規程等に従い、正確かつ適正な会計処理を行うものとします。
5-2.インサイダー取引の禁止
セーフィーのすべてのお取引先の重要な未公開の情報(以下、「重要な未公開情報」といいます)を知りながら株式取引を行う等、インサイダー取引とみなされるような違法な行為をしません。また、重要な未公開情報を利用して、第三者への利益提供または便宜供与等も行いません。セーフィーの株式を売買などする場合には、予め定められた社内手続に従い、適正に行います。
6.会社の財産・情報に対して
6-1.財産の管理および適正使用
会社の財産(有形・無形は問いません、以下同じ)は社内規程等に従って適正に利用・管理し、私用目的に流用するなど業務以外の目的で不正に使用しません。
会社の財産の不正使用・盗難・紛失・漏洩等を未然に防ぐために必要な措置を講じます。
6-2.知的財産の保護と取り扱い
会社のブランドや会社が有する知的財産権(特許権、著作権、実用新案、意匠権、商標権等)が、重要な会社の財産であることを認識し、法令および社内規定に従って適正に利用し、その権利の保全に努めます。これらの権利の許諾等については、関連法令および社内規程等に従って行います。
他社(他者)の知的財産に関しても、その知的財産権を尊重し、侵害または不正使用を行いません。
6-3.情報の管理および適正使用
セーフィーが所有するすべての情報の取り扱いは、法令、ガイドラインを遵守するとともに、「情報セキュリティ基本方針」等の社内規程等に従った管理・使用を徹底します。特に、業務上知り得た個人情報は、法令、ガイドラインを遵守するとともに、「情報セキュリティ基本方針」および「プライバシーポリシー」、「セーフィー データ憲章」等の社内規程等に従い、正当な目的以外に使用することなく、また漏洩しないよう厳重に管理します。
機密情報の取り扱いは、あらかじめ会社に提出した「秘密保持誓約書」等に定められた事項を遵守し、機密情報の取り扱いに対する個人の義務と責任を果たします。
7.セーフィーで共に働く仲間に対して
7-1.基本的人権の尊重
私たちは、基本的人権を尊重し、いついかなる時も差別的言動、暴力行為、セクシャルハラスメント、パワーハラスメント等、人権を無視する行為はしません。
7-2.Safie Cultureの体現
私たち一人ひとりが、チーム「Safie」が大切にしていく価値観・行動規範からなる「Safie Culture」を体現に努め、共に良き仲間として認めあい、それぞれが持つ異なった才能と多様な価値観を尊重し、チーム「Safie」としてひとりでは実現できない大きな成果を目指します。
2024年1月1日 制定