2020年10月26日(月)に開催された「SHINAGAWAオンラインオープンイノベーションマッチング~With コロナ時代における大手企業からのニーズ発信による新事業の共創~」のイベントにて弊社アライアンス戦略室長の小室がウェビナー登壇させていただきました。

品川区では情報通信業への支援強化の取り組みとして、大手企業のニーズに対して、地域のベンチャー企業の独自アイディアや技術力などを活かした事業提案を行う場を設けています。品川区発の新たなビジネスの創出を支援する場で、セーフィーは「クラウドカメラと映像プラットフォームを活用した店舗運営業務の効率化ニーズ」についてお話させていただきました。

現在セーフィーのお客様は、小売店、飲食店が4割を超えています。多くの店舗運営のお客様にセーフィーを導入いただく中で、クラウドカメラと映像プラットフォームを上手く活用するには、いくつかの段階を踏む必要があることがわかってきました。

「step-by-step」の提案

Step1
店舗でカメラを導入いただくお客様の多くは、まずは防犯目的として利用いただいております。クラウドカメラはアナログカメラと違い、カメラ本体が壊されてしまっても、映像はクラウド上に残るため、もしものときにも警察への映像提供が可能。防犯で十分な価値を発揮できます。

Step2
クラウドカメラの特性を活かし、遠隔で離れた場所からもPCやスマホなどを利用し映像を確認することができます。そうすることで、直接足を運び店舗を見回っていた臨店業務が「遠隔臨店」で行うことができ、移動時間やコストの面でも、業務の効率化に繋がります。

Step3
次にカメラ映像のさらなる活用を考え、自社システムや他のシステムと連携することも可能です。セーフィーではすでに、店舗業務に役立つ他社システムとの連携を行っております。

  • POSレジのジャーナルデータをAPIで連携し、カメラ映像とジャーナルデータを一つの画面で確認できるオプションサービスを提供。
    詳細はこちら
  • 店舗マネージメントツール「はたLuck®」とSafieを連携し「リモートマネジメントサービス」を提供。
    詳細はこちら

このように、お客様にとってカメラ映像を別のシステムと連携することで、より業務の効率化を図ることができます。

Step4
そして、AIによる課題解決のフェーズにはいります。人が映像を見て、アナログで判断し業務に取り組む中で何かしらの「傾向」が見えてきます。AIを活用しそれを分析することで店舗における課題解決へと繋がります。

最初の目的からDX(デジタルトランスフォーメーション)を目的としたAIの導入は、手段が目的化してしまい、PoC(概念実証)で止まったしまうケースがあります。そうならないためにも、セーフィーでは段階的な導入を提案しております。

Step5
最後に、step4で作ったAIによる分析を「アプリケーション」にし、step1〜4までで作り上げた成功体験とあわせて同じ業界へ展開することで、業界の課題を解決する新たなアプリビジネスを行っていただくことも可能です。

※セーフィーを活用いただいたスーパーでの具体的な例と合わせて紹介させていただきました。

「映像プラットフォーム」として提供できる価値

セーフィーではカメラを導入いただくお客様に、さらなる付加価値を提供できると考えています。

まずは、防犯カメラとしての活用からはじまり、映像解析を含めた様々なオプションの展開、他社さまとのシステム連携を行うことで技術の進化・環境の変化を見据えた映像プラットフォームの構築まで、足元のニーズから将来の仕掛けを可能にしていきます。

今後もセーフィーでは「映像から未来をつくる」というビジョンの元、お客様が抱える課題を一緒に解決していきたいと考えています。

貴重な機会をいただき、ありがとうございました。
セーフィーのサービスについて知りたい方は、こちら
セーフィーへのイベント登壇ご依頼や、
サービス導入へのご相談はこちらよりお問い合わせくださいませ。