セーフィーは、「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や異常検知・予測、更には映像解析による業務効率化など様々なソリューションを提供。社会のために誰もが活用できる映像ソリューションを追求しています。ビジネスコンセプト「映像データであらゆる産業の現場DX」を体現することで、誰もが働きやすい社会の実現に寄与します。

今回の概要
今回ご紹介するのは、品川区立品川学園(以下、「品川学園」)の企業訪問受け入れの実施レポートです。同校では、将来を見据えて社会人と接し、人々の生き方や各企業の理念などに触れることで、職業観や人生観を深める取り組みとして企業訪問を実施しています。
この度はキャリア教育の一環として、品川学園第8学年(中学2年生)の生徒さん5名が、当社へ来社されました。

当日のレポート
本企業訪問は品川学園の企画により、下記のプログラムにて実施しました。司会進行は生徒の皆さんが務め、主体的にプログラムの進行を行っていただきました。

- 自己紹介
まず初めに、お互いの自己紹介からスタートしました。
生徒の皆さんはやや緊張した様子でしたが、丁寧に一人ひとり自己紹介をされました。当社メンバーの自己紹介では、この後の質疑応答やディスカッションの際に会話のヒントになるよう、学生時代のエピソードやこれまでの経歴についてお話しました。

2.会社紹介
次に、当社の製品や活用事例を踏まえた概要の説明を行いました。まずは、当社のビジョン「映像から未来をつくる」の実現に向け、会社には様々な仕事があることをお話ししました。当社社員は様々な領域で高い専門性を持ちながら「異才」が一体になり、幅広い業界領域を統合したプロダクトやサービスを提供していることについて、事例を交えて紹介しました。
また品川学園が所在する品川区と当社の関わりとして、セーフィーが理事企業として参画している五反田バレーについても紹介し、当社との繋がりを感じていただきました。

3.質疑応答/ディスカッション
質疑応答では、生徒さんから下記の内容について、当社社員に質問していただきました。生徒の皆さんは、社員の答える内容を一言も聞き逃すまいとしっかりと話に耳を傾け、時々頷きながら真剣にメモを取られていました。
- 映像はどのような役割をはたすと思いますか?
- この会社で今までで一番のピンチは何かありますか?
- 創立から10年だそうですが、次の10年はどのように事業を進めていきますか?
- 学生時代に一番頑張ったことは何ですか?
- 就職先にセーフィ―を選んだ理由は何ですか?
また、生徒さんリードのもと「他者とのコミュニケーション」「社会とは何か」をテーマにディスカッションも行いました。スケールの大きいトピックでしたが、生徒さん一人ひとりが自分なりの答えを考え導き出し、一生懸命自分の言葉で発言している姿が印象的でした。
生徒さんの柔軟な考え方に感銘を受けると共に、純粋な意見に触れることで、当社メンバーも自身の考え方や大切にしていること、仕事への意義などを再認識する貴重な機会になりました。
また、コミュニケーションも社会も「人との関わり」が根底にあるということを改めて振り返ることができました。

生徒さんからの感想
生徒さんからは下記の感想をいただきました。
- 自分の将来にとって、とてもいい経験をさせていただいたと思います。大人からの目線というのは自分達と異なる部分が多く、新たな視点を学ばせていただき、とても楽しく感じました。
- 会社や社会について事前にたくさん調べ、想像もしていたのですが、今回の企業訪問で知らなかった部分や想像しきれていなかった部分がたくさん知れて良かったです。これから先の人生をどのように暮らし、どのように生活していくのか改めて考え直すきっかけになりました。
- 質疑応答では、どんな質問に対しても丁寧に答えてくださり、ありがとうございました。調べても分からないことをたくさん学べ、大人になるのが楽しみになりました。
今後の展望
当社では、映像プラットフォーマーとして、SDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向け、注力して取り組む「サステナビリティ重点課題」を下記の通り定めています。その中で、私たちは「誰でもチャレンジできる未来をつくる」をS(社会)の項目として定めています。

今回の企業訪問受け入れの実施は、S(社会)の項目にある4「質の高い教育をみんなに」へ寄与すると考えています。
当社では、本企業訪問でのディスカッションなどを通じて、企業の在り方・社会での役割を知ることや、家族や教職員以外の普段接する機会の少ない「社会人」との対話が、自らの職業観や人生観構築の一助になると考え、今回の企業訪問の受け入れを決定しました。
今後もセーフィーは「誰でもチャレンジできる未来」の実現に向け、教育支援活動を推進して参ります。