セーフィーは、「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や異常検知・予測、更には映像解析による業務効率化などの様々なソリューションを提供。社会のために誰もが活用できる映像ソリューションを追求しています。ビジネスコンセプト「映像データであらゆる産業の現場DX」を体現することで、誰もが働きやすい社会の実現に寄与します。
今回の概要
今回ご紹介するのは、福岡市立博多工業高校(以下、「博多工業高校」)及び岡山県立岡山工業高校(以下、「岡山工業高校」)の企業訪問受け入れの実施レポートです。
この度はIoT教育の一環として、下記の日程で両校の企業訪問の受け入れを実施しました。
- 2024年11月6日 福岡市立博多工業高校 2年生16名
- 2024年12月10日 岡山県立岡山工業高校 2年生18名
当日のレポート
当日は、下記のプログラムにて実施しました。ここからは当日の企業訪問の様子を時系列順で紹介していきます。
会社紹介
まず最初に、当社の開発本部の担当者より、会社概要、製品や活用事例を説明しました。課金カメラ台数25万台を超えるカメラから発生するトラフィックを安定して処理するためのアーキテクチャ自社構築など、当社のサービスを支える技術的基盤について特に詳しく説明しました。
質疑応答では「好きな(プログラム)言語は何ですか?」など技術的な質問もいただきました。
名刺交換
会社説明後は、名刺交換体験です。生徒の皆さんには、当社作成のオリジナル名刺を一人一枚ずつ持ってもらい、当社メンバーと名刺交換の体験をしていただきました。最初は緊張されていましたが、待ち時間に当社メンバーや先生からアドバイスをもらったり、隣の方と練習したりしながら無事全員名刺交換体験を完了させました。
テレプレゼンシステム「窓」の説明・体験
名刺交換体験の次は、当社が販売パートナーを務めるテレプレゼンシステム「窓」をご紹介し、体験していただきました。
「窓」の紹介では、医師不足や高齢化が進む中、「窓」を搭載した診療カーで患者を訪問することで移動負担を軽減したり、リアルタイムでのコミュニケーションにより診察室に居るかのような受診を実現していることを紹介しました。
また実際に「窓」を体験していただくアクティビティでは、画面越しの社員が左右どちらから、またどれくらい離れている場所から音を出しているかなどのクイズを出題し、生徒の皆さんに「窓」の性能を知っていただきました。実物を目にすると「想像していたより画面や音声の遅延が少ない!」など、感嘆の声が上がりました。
会社ツアー
最後は会社ツアーです。生徒の皆さんは2班に分かれて、当社のショールームに置かれているカメラの用途や性能について学びました。
店頭スタッフと変わらない接客をリモートで行うことができる遠隔接客サービスRURAの設置箇所では、ホテル業務の省人化を例に挙げ、RURAを使用したチェックインをデモ体験してもらいました。操作に困った時は遠隔にいる社員を呼び出したりと、本番さながらに操作をしてもらいました。
生徒の皆さんからは「喋った言葉がすぐに英語に自動変換されていてすごい!」など驚きの声が上がりました。
生徒からの感想
生徒からは下記の感想をいただきました。
- 地震の際やカスタマーハラスメント対策、更には 医療のことにもサービスが使われていて、世の中を支えている会社だと思いました。
- 「窓」が特定の場所だけでなく、一般家庭などにも設置できるようになったら良いなと思います。未来に温かな光を差せる素敵な会社だなと思います。
- 体験できる活動が多くて楽しかったです。情報技術科に所属しているので、AIを使った製品やサービスにとても興味が湧きました。
- セーフィ―の技術力やサービスによって、暮らしがより便利になっていると思いました。時代の進歩を感じることができました。
- 貴重な名刺交換体験もでき、とてもためになりました。大切なポイントを知れたので、今後に活かせるように覚えておきたいです。
今後の展望
当社では、映像プラットフォーマーとして、SDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向け、注力して取り組む「サステナビリティ重点課題」を下記の通り定めています。その中で、私たちは「誰でもチャレンジできる未来をつくる」をS(社会)の項目として定めています。
今回の企業訪問受け入れの実施は、S(社会)の項目にある4「質の高い教育をみんなに」へ寄与すると考えています。
AIやIoT、ロボットなどの新技術が急速に進歩する中では、学校教育のみに留まらず、企業で活躍するエンジニアから直接講義を受けたり、最先端の知識・技術に触れる機会におけるニーズは年々高まっています。当社では、様々な業界の「現場」の課題を技術で解決する当社サービスに触れていただくことで、技術への興味・関心が更に向上するのではと考え、受け入れを決定しました。
今後もセーフィーは、将来を担う子どもたちがのびのびとチャレンジできる未来の実現を目指し、IoT教育などを含む教育支援活動に取り組んで参ります。