セーフィーは、「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、映像データを防犯用途だけでなく、遠隔での状況確認や異常検知・予測、更には映像解析による業務効率化などの様々なソリューションの提供を通じ、社会のために誰もが活用できる映像ソリューションを追求しています。ビジネスコンセプト「映像データであらゆる産業の”現場”DX」を体現することで、誰もが働きやすい社会の実現に寄与します。
今回のレポート
今回ご紹介するのは、お付き合いのある株式会社スカラパートナーズ様主催の、2泊3日「長野県朝日村親子ワーケーションツアー」(以下、「本ツアー」)に参加された社員のインタビューレポートです。「親子ワーケーション」とは仕事をしながら家族との体験や思い出も作れる、新しい働き方です。親子の時間が増えるばかりではなく、お子さんは非日常を体験でき、親御さんは旅先の開放的な雰囲気の中で働くことでリフレッシュでき、仕事のパフォーマンス向上が期待できます。
ツアー内容
本ツアーは、自治体からの委託で株式会社スカラパートナーズ様が企画・催行をします。参加者は宿泊・交通費用の補助を受けることができるため、初めて親子でワーケーションをされる方や、後々地方での移住を検討されている方にお試しで参加いただきやすい内容となっています。
2泊3日の間、参加者のみなさんは共同の宿泊施設に宿泊し、ワークの時間をとりつつ、交流会や、お箸やスプーン作りなどのサステナブルなクラフト体験にて親子の時間を創出します。これに加え、地元の方々との交流を通じて、新たな視点の広がりを生むきっかけにも寄与し、田舎でのリモートワークや2拠点居住など、お子さんとの暮らしと日常が感じられるツアーです。
インタビュー
今回本ツアーに応募いただいたのは、新規ビジネス開発室所属の氏家 将利さんです。氏家さんは大学卒業後、新卒で健康・美容機器メーカーに就職し、その後2020年1月当社へ入社されました。ご家庭では2児のお父さんです。
※所属部門はインタビュー当時のものです。
―今回、本ツアーに応募されたきっかけは何ですか?
私は九州に一時期住んでいてとても過ごしやすかったことや、子どもの体験の多様性という子育ての観点でも、もともと家族で地方移住をしてみたいと思っていました。とはいえ、すぐにできることではないので、疑似体験ができそうな本ツアーへ応募をしました。それに加えて、新規ビジネス開発室に所属していることもあり、地方創生系のビジネスにも興味があったので、仕事の観点でも良いヒントが見つかるかもしれないなと思ったのも、応募の決め手です。
―特に印象的だったアクティビティはありますか?
地元の子ども達と一緒にやった交流バルシューレ体験は、色々と自分の中で発見がありました。今回本ツアーには関東圏から私たちを含め3組の家族が参加したのですが、地元の子ども達が楽しんでやっている中、バルシューレの2回目の途中で関東組は離脱してしまいました(笑)
これには環境からくる差があるのかも、と個人的に思いました。地方では核家族だけで完結しない地方ならではの環境があり、多様な方とのコミュニケーションが多くお子さんも開放的でチャレンジしやすい傾向にあるのかな、と。私の子ども達は平日は保育園で、土日は家族で過ごすことがほとんどです。それ以外に友達や地元の人と交流する機会が少ないので、まずはできることとして、今後何かのコミュニティに属する機会を作ってみようかな、と考える貴重な機会になりました。
―今後、ワーケーション制度があったら利用したいですか?
是非利用したいですね!子育ての観点だと、「子どもの成長を見てくれる親以外の存在」の有難みを感じました。滞在中に村のカフェを訪れた際、下の子どもがぐずって泣いてしまって。その時オーナーの方の「泣いていいんだよ」という言葉と村全体で子育てをしていきたいという話を聞いたときに、温かさを感じ、それと同時にとても安心しました。
ビジネスの観点では、仕事のヒントを得ることができたのが大きな理由です。新規事業の文脈で役場の方との話を通じて、空き家問題や移住問題における現場の手触り感のある課題や実態を聞き、一歩踏み込んだ課題解決につなげることができると感じました。
今後の取り組み
当社では、映像プラットフォーマーとして、SDGsの目標達成と持続可能な社会の実現に向け、注力して取り組む「サステナビリティ重点課題」を下記の通り定めています。その中で、私たちは「誰でもチャレンジできる未来をつくる」をS(社会)の項目として定めています。(2022年6月時点で)5割以上の方が、週3日以上テレワークにて働いており、ワーキングペアレンツが多く在籍する当社では、今後も引き続き社員への新たな働き方の提案に取り組んで参ります。