クラウドカメラ映像と映像解析AIが連携し転倒検知によるサポート

 クラウド録画サービスシェアNo.1(*1)のセーフィー株式会社(東京都品川区:代表取締役社長CEO 佐渡島 隆平、以下「セーフィー」)は、この度、三井不動産株式会社(以下、三井不動産)が2022年7月1日に開業する「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」にて、クラウドカメラ映像による転倒防止ソリューションが採用されましたことをお知らせします。本ソリューションは、クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」と株式会社VAAKが提供する映像解析AI「VAAKEYE」が連携したものとなります。

 

 

 同ホテルは、公・民・学連携で街づくりが推進されている柏の葉スマートシティ内にある、国内有数のがん専門病院・国立がん研究センター東病院(以下、NCC東病院)の敷地内に立地するものです。NCC東病院と隣接していることで、がん患者さんと付き添いご家族の利便性の向上を図るのをはじめ、柏の葉スマートシティで形成を進めるライフサイエンス拠点の中核であり、新たな診療モデル創出の場としての活用も期待され、創薬や医療機器の研究・開発に繋げ、柏の葉から最先端医療創出に寄与しています。

 

*参考発表資料

国立がん研究センター東病院敷地内に立地、がん患者さんをサポートするホテル

「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」 2022年7月1日開業(計145室)

 

 今回、同ホテルの患者様へのアンケートの結果「一人でホテル内を歩いている時に突然、転倒しないか不安」という意見が多数存在しました。そこで安心して館内を移動していただくために、カメラによる転倒防止ソリューションが採用されました。同ホテル内の24時間医療連携の一環として、館内の共用廊下に複数台(約80台)のカメラを設置します。設置されたカメラは、うずくまりや転倒を検知します。万が一の容態急変時には、同ホテルのケアスタッフが国立がん研究センター東病院に連絡します。

 

※AIによる異常行動検知機能は対象の異常行動を100%検知することを保証するものではありません。

 

「三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド」の特徴

  1. 三井不動産とNCC東病院の知見をもとに共同企画。立地環境を生かし、宿泊客の利便性を追求した「がん患者さんをサポートするホテル」
  2. 病院と連携した人的サービスに加え、デジタル技術を用いたバイタルデータ管理サービスなどを用意、データ利活用も推進
  3. 医療ツーリズムへの対応やがん患者さんに配慮した食事メニュー、ロボットを用いた食事配送の実証実験により、他ホテルとは一線を画す、独自のおもてなしサービスを提供
  4. 隣接する柏の葉公園の緑を見渡すことができるテラスのあるレストランや広めの客室などでゆとりある滞在環境を提供。柏の葉を訪れる方々を迎えいれる街に開かれたホテルへ

 

ホテル概要

・名称:三井ガーデンホテル柏の葉パークサイド

・所在地:千葉県柏市柏の葉6丁目5番2

・交通:つくばエクスプレス線「柏の葉キャンパス」駅から車で約5分

・土地所有:国立研究開発法人国立がん研究センター東病院

・建物所有:三井不動産株式会社

・運営:株式会社三井不動産ホテルマネジメント

・敷地面積:ホテル部分 3,972.43㎡  ※NCC東病院敷地11,914.00㎡

・構造規模:鉄骨造 地上7階

・客室数:145室

・延床面積:8,329.89㎡(2,519.79坪)

・公式webサイト:https://www.gardenhotels.co.jp/kashiwanoha-parkside/

 

「セーフィー」の医療分野での展開

 当社が開発・運営するクラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」は、建設業、飲食業、製造をはじめ、様々な業種業態の現場でのデジタル利活用を促進してまいりました。医療分野においても新型コロナウイルス感染症対策を目的とした、医療現場でのクラウドカメラ活用など、「現場DX」(現場の見える化)を推進しています。

 

※参考事例

「新型コロナウイルス感染症対策、聖マリアンナ医科大学病院でのクラウドカメラセーフィー活用について」

 

(*1)テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査」より

クラウド録画サービス「Safie(セーフィー)」とは

 Safieはカメラとインターネットをつなぐだけで、いつでもどこでも映像を確認できるクラウド録画サービスシェアNo.1のサービスです。

 「映像から未来をつくる」というビジョンのもと、人々の意思決定に映像をお役立ていただける未来を創造し、企業から個人まで誰もが手軽に利用できる映像プラットフォームを目指しています。

 我々は「映像データであらゆる産業の”現場”をDXする」というビジネスコンセプトを掲げ、小売り、土木・建設、製造、医療などのあらゆる現場のDXを率先して推進しています。

 

 セーフィーはデータガバナンスに関する取り組みを下記指針に遵守し啓発活動を行っております。

・データガバナンスに関する取り組み

https://safie.co.jp/csr/advisoryboard/

・データ憲章(2022年4月1日発行)

https://bucket.safie.link/pdf/csr/advisoryboard/safie_data_charter_JP.pdf