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社員インタビュー

QA Engineer

QAエンジニアの評価基準を明確に。安心してキャリアを伸ばせる環境をつくりたい

開発本部 第1開発部
QCDグループ グループリーダー

山谷群

高校時代にアルバイトをしていたスーパーの社員となり、農産部門の管理者代行として活躍。その後、数回の転職を経て大手ECサイト運営会社へ入社し、カスタマーサポート及びヘルプデスク業務を担当。ユーザーからの問い合わせ対応に加え、出店者へのサポートやコンサルティング、障害対応、不具合切り分けなど、契約関連以外の幅広い業務を経験する。また、大手フリマアプリの運営会社でも5年間勤務し、新規事業のサポート部門の運営に従事。2020年4月、知人の紹介を受けてセーフィーの品質管理部門にジョイン。セーフィーにおけるQA(品質保証)のベースを確立し、QCD組織の立ち上げをリード。2022年1月、QCDチームのグループ化に伴い、同部門のグループリーダーに着任。趣味はゲーム、アニメ、特撮などサブカルチャー全般。(所属部門・役職はインタビュー時のものです)

山谷さんは、ISPのテクニカルサポートや大手ECサイトのカスタマーサポート、フリマアプリ運営会社のサポート部門などで、多種多様なユーザーやデータと向き合いながらサービス改善に取り組んできたキャリアの持ち主です。そんな山谷さんは、現在セーフィーのあらゆるプロダクトのQA(品質保証)を担うQCDグループのリーダーとして活躍しています。今回のインタビューでは、山谷さんのキャリアやセーフィーへの入社経緯をお聞きするとともに、QCDグループの現状や今後のビジョン、セーフィーでQAの仕事に携わる魅力などについて詳しくお聞きしました。

裁量を持って自由に仕事ができる環境を求め、転職を決意

山谷さんがセーフィー入社以前にされていたお仕事を教えてください。

セーフィーに入るまで6、7回の転職を経験していますが、3つ前の会社で大手ISPのテクニカルサポートを担当してからは、一貫してテック系の業界で働いています。
2つ前の大手ECサイト運営会社では、カスタマーサポートやヘルプデスク対応を5年ほど担当。こちらではECに関するほとんどすべての業務を経験できたため、基本的な障害対応や不具合切り分けに加え、アプリケーションの動作についても学ぶことができました。
その後に転職した大手フリマアプリの会社でも約5年勤務し、新規事業に関するサポート部門の立ち上げや運営、データベースを利用した改善施策の提案・実施、行政機関と連携した違反出品物への対応などを担当していました。
この後セーフィーに入社しています。

セーフィーを知ったきっかけは?

Facebookで何となく「そろそろ転職しようかな…」と呟いたら、僕より先にフリマアプリの会社を辞めてセーフィーに転職していた方に誘われたんです。「ウチの会社に来ませんか?」って。

入社時のセーフィーのフェーズがいちばん自分の能力を発揮できるときだと思った

入社前、セーフィーにはどのような印象を持っていましたか?

最初に思ったのは、わりと地味な事業だなと(笑)。でも、「インフラに食い込むことができれば、勝ち目がある会社かもしれない」とも思いました。
あとは、ベンチャーなのにウェイウェイした雰囲気がない、「大人ベンチャー」なところも良いなと感じていました。

実際に面接・選考を受けたときに感じたことを教えてください。

みんな落ち着いた髪の色をしているなと思いました(笑)。僕がこんな髪色なのでちょっと心配になって、「本当に髪型は自由なんですよね?」と面接のときに確認したぐらいです。実際に入社してみると、派手な髪色の人はほとんどいなくて。「山谷さんが許されるなら、私も染めます」と言って金髪にしてきた人がいたくらい、僕が入社したときには落ち着いた方が多かった印象ですね。
もちろん、セーフィーでは髪型や髪色は自由です。

たしかに、これまでインタビューした中では山谷さんがいちばん派手かもしれない(笑)。ちなみに「セーフィーで働こう」という決め手になったことがあれば教えもらえますか?

僕が入社する前のセーフィーは、社員が100名ちょっとの組織で、さまざまな業務が属人化していました。組織立っての運用がまだまだこれからというフェーズで、決めなければいけないことがたくさんありました。
このタイミングだからこそ、自分の知識や経験を活かして貢献できることがあるんじゃないかと思ったんですよね。さらには、僕自身の色を出しながら裁量を持って仕事ができるんじゃないかと。それでセーフィーへの入社を決めました。

自分の仕事のいちばんの成果は、セーフィーのQAの基盤作りに貢献できたこと

現在、山谷さんはQCDグループのリーダーですね。グループの役割を教えて教えていただけますか?

QCDグループは、セーフィーがリリースするソフトウェアやデバイス、さらにはデバイスに実装するファームウェアなど、様々な製品のQA(品質保証)を目的とした業務を行っています。
たとえば、製品リリース前のテスト実施。QCDグループでは、テストの計画立案から、設計・調整・実施までを行います。また、製品開発の要求定義と要件定義くらいのフェーズからプロジェクトに参加することもあり、品質を担保する立場から、さまざまな提案を行っています。

山谷さんは入社当初からQAの業務を担当されていたのですか?

セーフィーに入った当初は違いました。僕のポジションは明確には決まっておらず、最初はプロダクトのPoCまわりの業務で品質管理部門に配属されたんです。
当時のセーフィーにはQAのタスクを担当できる人が僕ともう一人しかいなかったため、「僕が検証するので担当させてください」と自分で仕事をもらっていった感じですね。もっとも僕はQAエンジニアでもテストエンジニアでもなかったので、とにかく自分のできることをできる範囲でやり続けてきました。その結果、QAをメインで担当するQCDチームの立ち上げに携わることになり、今年の1月にはチームからグループに昇格するまでの組織になりました。もちろん、僕1人で作ったわけではなく、多くの人たちの協力あってのことです。

転職のきっかけにもなった「裁量を持って自由に仕事する」という希望を叶えられたんですね。

そうですね。良くも悪くもいろいろなことが決まっていませんでしたから。業務範囲とかね(笑)。
もちろん、QCDチームをグループ化できたとは言っても、QAに関してはもっときちんと固めなければいけないフローやルールがたくさんあるので、プロダクトの品質を上げられるような体制を構築すべく、メンバー全員で頑張っているところです。

これまでの仕事の中で印象に残っているプロジェクトや成功体験について教えてください。

セーフィーにおける製品テストの基盤を構築できたことが一番大きいと思っています。現在ではモバイルアプリケーションを含む、さまざまなソフトウェアやデバイスのテストを実施できる環境となり、常時複数のプロダクトに関するQAが走り続けています。このようなQAの基盤やテストに関するフローを構築できたことは、僕の仕事の中でも誇れる成果ですね。

メンバーの「やりたい」「やるべき」を力強く後押しできる上司でいたい

今後、QCDグループをどのような組織にしていきたいと考えていますか?

企画や開発と手を取り合って仕事ができるようなグループを目指しています。業務上、より良い製品開発のためには、意見の衝突はありえると思います。そんな中でも、単なる自己主張をするのではなく、会社の利益になるような適切なコミュニケーションを取っていきたいですね。
グループの内外ともに健全な雰囲気で仕事ができる組織にしていきます。
また、QCDグループは、単なるリリースブロッカーではありません。製品の不具合はどんなに気を付けていても100%発生するものです。どこまでリスクを許容するかの決断や優先順位付けは、会社全体の合意を取って進めるべきですし、自分としては常にそのような考えに則ったプロジェクト運営を心掛けるようにしています。

セーフィーでチャレンジしたいこと、実現したい夢などがあれば教えてください。

QAを担当するQAエンジニアは、テストに特化したテストエンジニアとは異なり、テストも含めた品質改善の活動全般を担う職種です。業務範囲が広いだけに、ジョブ・ディスクリプションがいまひとつ明確になっていない職種でもあります。
QAエンジニアに求められるスキルや担当すべきタスク・KPI・評価軸なども揺れているのが実情です。これはセーフィーだけでなく、他社でも同じような状況にあると思っています。とはいえ、安心して長く働いていくためには、評価基準やキャリアモデルをしっかり確立させることが重要ですよね。
僕としては、「セーフィーのQAエンジニアとはこのような存在である」「こういう仕事をして、こんなKPIを達成した人が評価される」という一定の基準を作ることにチャレンジしていきたいです。QAエンジニアが働きやすく、キャリアプランを作ることができる職場にしたいなと。

他社ではなくセーフィーでQAの仕事をするメリットや魅力はどこにあると思いますか?

少なくとも人間関係はめちゃくちゃ良いと思います。企画や開発との距離も近いですし、リリース判断の際、部署間で揉めることなどもありません。
それに、セーフィーには裁量を持って自由に仕事を進められる環境があります。僕も入社してからはいろいろと自由にやらせてもらいました。そして、グループリーダーになった今、メンバーの「やりたい」「やるべき」は、言い出した本人にやりきってもらうことを前提にGOを出しています。
これはQAやテストに限った話ではありませんが、自分自身でチャレンジすることや課題を見つけるのが得意な方、さらに積極的にまわりを巻き込んで仕事を進めていける方は、セーフィーに向いてると思います。セーフィーはみんな自社のプロダクトに愛着を持っているし、そんな人たちが集まっている会社です。QAエンジニアとして、プロダクトに愛情を持って仕事をしたい方がいたら、まずは気軽に話だけでも聞いてみてください。お待ちしています。

セーフィーでは一緒に未来を
つくる仲間を募集しています。

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