Voice

社員インタビュー

Product manager

AI×映像で、現場のすべての人が「すぐに意思決定ができる未来」をつくるために

企画本部
本部長

石川貴夫

新卒でメーカーに入り、エンジニアとして複数のプロダクト開発/プロジェクトマネジメントを経験した後、DeNAに入社。現在のタクシー配車アプリ「GO」の乗務員向けソリューションのプロダクトマネジメントに従事。事業統合に伴い転籍後も『GO』を中心とするIT×リアル領域のプロダクトと向き合う。2021年にセーフィーへジョインし、プロダクトマネージャー(以降「PdM」)としてセーフィー初のエッジAIソリューション「Safie One(セーフィーワン)」の立ち上げをリードしたほか、エンプラ向けに強化したハイブリッド録画関連の企画開発も担当。2026年1月、企画本部 本部長に就任。企画本部の責任者としてセーフィーのプロダクト戦略と同本部の組織戦略を統括する。(所属部門・役職はインタビュー時のものです)

2021年のセーフィー入社以来、PdMとして「Safie One(セーフィーワン)」をはじめとする様々なプロダクトの立ち上げをリードしてきた石川さんが、2026年1月、企画本部の本部長に就任しました。今回のインタビューでは、石川さんのこれまでのキャリアを振り返っていただくとともに、企画本部のミッションや組織構成、総勢約50名のPdM/デザイナーが活躍する各部・各グループの役割や企画開発の進め方、協業・連携するステークホルダーについて詳しくお伺いしました。また、セーフィーの企画本部でPdMやデザイナーとして働く魅力や仕事のやりがい、石川さん個人や企画本部として成し遂げたい目標、セーフィーのPdM/デザイナーとして活躍できる人物像についても語っていただきました。

映像の汎用性の高さと解決できる課題の多さに可能性を感じた

最初に石川さんのセーフィー入社以前のキャリアを教えてください。

新卒でメーカーに入り、ハードウェアのエンジニアとしてキャリアをスタートしました。当時はまだPdMという言葉はありませんでしたが、次第に製品の取りまとめを行うPdM的な仕事を担うようになり、ステークホルダーをまとめて製品をアウトプットするまでの一連の業務を担当していました。

その後、DeNAに転職し、現在のタクシー配車アプリ「GO」に携わりました。また、事業統合で現在のGO株式会社へ転籍した後も、引き続き「GO」の乗務員向けソリューションの企画開発を担当するなど、「IT×リアル」の領域に向き合っていました。

転職を考えられたきっかけや、転職先としてセーフィーを選んだ理由を教えてください。

「HowよりもWhyやWhatに向き合える仕事がしたい」という思いを持ってDeNAに入り、サービスの1→10フェーズに携わりましたが、「GO」が10→100のフェーズに移行したため、「もう一度1→10のフェーズに携わる仕事がしたい」と考えたことが転職のきっかけでした。

セーフィーを選んだ理由は、映像の汎用性の高さと解決できる課題の多さに可能性を感じたことが大きいです。映像はもっとも情報量が多いデータでありながら、現時点でも十分に活用されているとは言えません。単なる防犯カメラ事業にとどまることなく、映像をデータとして扱い、あらゆる現場のDXを本気で推進しようとしている会社の姿勢に、既存の産業構造を変えるポテンシャルを感じました。また、AI・クラウド・ハードウェアを一気通貫で提供するセーフィーのビジネスには技術的な参入障壁の高さがあり、多くのパートナー様との協業を通じて価値創出を目指す事業方針にも、ビジネスとしての勝ち筋があると感じました。

セーフィー入社後は、どのような業務・プロジェクトを担当されてきたのでしょうか。

2021年の入社直後から、PdMとして「Safie One(セーフィーワン)」の立ち上げ*に携わりました。「Safie One」は、2022年9月に販売開始されたセーフィー初のエッジAIソリューションです。*参考:エッジAIカメラ「Safie One」の誕生秘話と導入事例

その後は、ローカルに映像データを貯めてクラウド経由で閲覧するハイブリッド録画周りの企画開発を担当しました。また直近では、昨年11月に設立したグループ会社のセーフィーセキュリティで展開している新規プロダクト「Safie Security Alert(セーフィー セキュリティ アラート)」の立ち上げに携わっています。

2026年1月に企画本部 本部長に就任されましたが、本部長としての役割や業務内容を教えてください。

現在は企画本部内のプロダクトマネジメント組織およびデザイン組織の責任者として、プロダクト戦略と組織戦略を統括しています。
また、単に機能を開発するだけでなく「誰の、どのような課題を解決するか」「どのように市場に届けるか(Go-to-Market)」といった領域に関わる事業戦略とプロダクト開発の橋渡しを行う役割も担っています。

現場で働くすべての人へ、想像越えの価値を届け、事業成長へつなげる

企画本部と石川さんご自身のミッションを教えてください。

企画本部のミッションは、「現場で働くすべての人へ、想像越えの価値を届け、事業成長へつなげる」ことです。単にプロダクトのリリースを目的化するのではなく、プロダクトを通じて現場で働くすべての人々の体験を、今よりさらに圧倒的に良い体験に変えていくことを目指しています。また、そのような活動を通してセーフィーのファンを増やし、より大きく、より強固な顧客基盤の構築に取り組んでいます。
さらには、これらの活動をセーフィーの事業成長につなげるところまで「全員で意思を持ってやり抜く」ことを重視しています。

私自身のミッションは、企画本部のミッションとほぼイコールであり、このようなミッションを実現できる部門を作り上げ、まとめ上げていきたいと考えています。

企画本部の組織構成を教えてください。

企画本部は4つの部門で構成されています。
プロダクトマネジメント組織に関しては、主にソフトウェアの企画を担当するアプリケーション企画部、ハードウェアの企画を担当するIoT企画部があります。プロダクトオペレーション推進室は、プロダクトのオペレーションを最適化・標準化・効率化し、さらにはPdMの業務プロセスの効率化を推進しています。デザインセンターは、プロダクトやコーポレート、セールスに関するデザイン業務を担当しています。現在は企画本部全体で約50名の人員体制となっています。

企画本部を構成する4つの部門(アプリケーション企画部・IoT企画部・プロダクトオペレーション推進室・デザインセンター)に関して、各部のより詳しい構成や役割について教えていただけますか?

アプリケーション企画部は、AIによる可視化・定量化・分析を行うソリューションや生成AIを活用したソリューションなどを担当するAIプロダクトグループ、顔認証によるアクセスコントロールなどのフィジカルセキュリティに関わるプロダクトを担当するセキュリティプロダクトグループ、「Safie Viewer(セーフィー ビューアー)」や「Safie Manager(セーフィー マネージャー)」といった基幹プロダクトを担当するクラウドマネージドプロダクトグループの3グループに分かれています。

IoT企画部のIoTプロダクトグループでは、カメラやゲートウェイと呼ばれるネットワーク機器など、映像をつくるプロダクトや映像を通信によって届けるプロダクト、こういったデバイスを中心に映像を活用するIoTデバイスの企画や運用設計を担当しています。またグローバルプロダクトグループでは、ベトナムやタイなど海外向けのプロダクトを担当しています。

プロダクトオペレーション推進室は、PdMやプロダクトの複雑化したオペレーションの最適化・標準化・効率化を推進し、PdMがより本質的な課題に向き合えるように環境を整えています。また、ハードウェアとソフトウェアの双方が重要になってくるハイブリッドな領域において、他社が模倣できない競争優位性をオペレーショナル・エクセレンスの観点で構築するための活動を推進しています。プロダクトオペレーション推進室は昨年9月に誕生した新しい部署であり、現在は4名体制で業務を進めています。

デザインセンターは、4つのグループに分かれています。コーポレートデザイングループは採用サイトやIRサイトなどコーポレート関連のデザインを担当し、セールスデザイングループはWebと展示会で一貫したセーフィーブランドを構築し、リードの量と質を高めることをミッションに活動しています。また、プロダクトデザイングループはプロダクトに関わるUX・UI・ブランディングを設計しデザイン面からプロダクトの価値を最大化させています。もう1つのグループであるデザインOpsグループは、これらすべての領域のデザインの最適化やデザインシステムの構築などを通じて、デザイン業務の品質向上や効率化を推進しています。

企画本部が仕事を進める際には、どのような部門やステークホルダーとの協業・連携が必要になりますか?

他部門との協業・連携に関しては非常に多岐にわたり、ほぼ全方位です。
まずセーフィーでは、AI、クラウド、ハードウェアなど扱う技術要素が多彩であり、これらすべてをこなせる人は稀です。必然的に互いの強みを活かしながら連携することになるため、開発チームの規模も大きくなりがちです。
基本的なチームの構成は、PdM、エンジニア、プロダクトデザイナー、UXデザイナー、ディレクター、リサーチャー、QAエンジニアで成り立っていますが、そのうちPdMに関してはハードウェア系のPdMとAI系のPdMが2名体制で協力しながら進めていくケースも珍しくありません。加えて、営業部門も含む事業側との連携も頻繁に発生します。

有形物であるハードウェアを扱っているため、納入していただく協力ベンダーのほか、社内の調達チーム、倉庫・出荷チーム、工事チーム、テクニカルサポートチーム、検証チームとも連携します。
製品・サービスの利用規約や個人情報の扱いについては法務部門との連携も必要です。
また、セーフィーの事業の50%以上はパートナー商流の売上となっているため、OEMパートナーや代理店といった多様なパートナー様ともコミュニケーションを取る機会があります。

「技術レイヤーの深さ×業界の広さ」という複雑性を攻略する楽しさがある

セーフィーのプロダクトの企画は、どのような形でスタートするのですか?

基本的にはお客様起点が多いです。さまざまなご要望の中から、解決すべき課題の重要度や事業インパクトを考慮して企画の対象を定めます。その後の進め方は型化していない部分も多いため、比較的柔軟なスタイルで進めています。
大きなプロダクトに関しては商品会議というプロセスがあり、ゲートという期間ごとの達成目標を定めて企画開発を進めています。また、探索領域に関しては、PoCやモックアップを行ってお客様にご提案し、とくに価値がありそうなものを正規のプロセスに乗せていくなど、自由度高く企画しています。

セーフィーの企画本部で働くことで得られる仕事のやりがいは、どんなところにあると考えていますか?

さまざまな業界の課題を解けることにあると考えています。映像はシンプルだからこそ汎用性が高く、それでいて情報量が多いため、ワンプロダクトマルチユース的な考え方で様々な用途に活用できます。

また、変数の多さを楽しめることも魅力の一つです。一般的なWebサービスはソフトウェアとUI/UXの世界で完結しますが、セーフィーのビジネスではそうはいきません。カメラ・ゲートウェイといった物理デバイス、現場ごとの通信環境、クラウド、そしてAI。これらすべてが噛み合って初めて顧客への価値になります。
さらに、お客様の業種も建設・小売・インフラと多岐にわたり、それぞれの現場に対する深い理解が求められます。セーフィーには、このような「技術レイヤーの深さ×業界の広さ」という複雑性(変数の多さ)を、難しさとしてではなく「攻略すべきおもしろさ」として楽しめる環境があります。

PdMの仕事のやりがいについては、どのように考えていますか?

総合格闘技のようなプロダクト作りができる魅力があります。
セーフィーのPdMは単に機能要件を決めるだけでなく、施工のしやすさや商流まで含めたビジネス全体を設計する必要があります。
また、「建設現場の監督が手袋をしたまま使えるか」「通信が不安定な場所でどのようにデータを担保するか」といったリアリティのある課題に対し、AI・クラウド・ハードウェア・ビジネス含めた全方位から解決方法を導き出していくなど、他では味わえないやりがいが得られるはずです。

デザイナーの仕事のやりがいについては、どのように考えていますか?

「現場の体験そのもの」をデザインできる魅力があります。
デザインにおいては、モニターの中だけで完結するデザインではなく、現場で働く人々がどのように動き、どのように映像を活用するかという「空間や行動」を含めた体験設計が求められます。現場のオペレーションに深く入り込み、泥臭い課題を洗練された体験に変えていくような「デジタルとリアルが融合するポイント」をデザインできる経験は非常にユニークであり、セーフィーのデザイナーにとって独自の魅力であると考えています。

今後、企画本部で注力していきたいプロダクトや技術分野を教えてください。

さらに力を入れていきたいと考えているのはAI関連のプロダクトです。2026年2月に「Safie AI Studio(セーフィー エーアイスタジオ)」という開発者向けのプラットフォームをリリースしましたが、これによってAI検知機能が大幅に拡充され、これまで以上に様々なものを映像から検知できるようになります。

また、直近では生成AIやAgentic AIに関する取り組みも進めており、これまでお客様の手を煩わせていた作業を自動化・効率化できるようなプロダクトの開発につなげていきたいと考えています。

PdMやデザイナーとして、これほど熱狂できる環境は他にない

石川さん個人として、さらには企画本部として、今後成し遂げたいことを教えてください。

私個人としては「8掛け社会」における生産性を飛躍的に向上させたいと考えています。2040年には、労働人口が現在の2割も減少する「8掛け社会」の到来が予測されています。とくに私たちが向き合っている建設・小売業界の現場における人手不足は深刻です。
映像データとAIを活用することで、「現場に行かなくても状況が分かり、その場ですぐに意思決定ができる状態」を作り出すことにより、生産性を2倍、3倍に上げていきたいと考えています。

また、企画本部では「AI×映像で、現場のすべての人が『すぐに意思決定ができる』状態をつくる」という目標を掲げており、お客様とともに業務効率化・省人化に直結するソリューションを創り上げ、事業成長につなげていくことを目指しています。

その上で、社会にどのような価値をもたらし、どのような未来を実現したいですか?

まずは、これまで熟練の職人やベテラン店長だけが持っていた「現場の勘所(判断基準)」を、映像データとAIによって形式知化し、「誰でも、いつでも、正しい意思決定ができる」状態をつくりたいです。
また、最終的に実現したい未来は、人が「人ならでは」の仕事に集中できる世界です。昨今のAIの進化は非常にめざましく、このような課題を解ける状況が現実的になりつつあります。

映像データの活用によって、人の働き方をより人間らしく、創造的なものへ進化させていくこと。
これが、私がセーフィーで実現したい未来の姿です。

企画本部では、どのような志向の人が活躍できると考えていますか?

カオスを楽しみ、オーナーシップを持って仕事を進めていける人だと考えています。セーフィーの事業や組織は現在も拡大フェーズにあり、まだまだ整っていない部分も少なくありません。
現状の未完成さを「自分たちが仕組みを作るチャンスだ」と捉えて楽しめる人に腕を振るっていただけるフィールドがあります。

また、プロダクト開発には正解がありません。不確実な状況でもオーナーシップを持って、「まずはやってみる」「失敗から学ぶ」というスタンス、さらには職種の枠を超えて「本質的な課題に向かえる姿勢」を重視しています。
セーフィーには職能はあれど、PdMだからここまで、デザイナーだからここまで、という裁量の限界はありません。お客様の課題解決に向かって、時には泥臭いことにも自ら飛び込み、また自身だけではなく周囲をも巻き込みながら、率先してプロダクト・事業をリードしていきたい!という人に活躍いただける環境です。

具体的には、中途の方に関しては、技術的難易度とビジネス要件が絡み合う「複雑な状況」を整理して構造化し、前に進める力や、多様なステークホルダーの間に立ち、それぞれの価値観を受容・翻訳しながらチーム全体をゴールへと導く推進力を発揮いただきたいと考えています。
新卒や若手の方については、スキル以上に素直さや好奇心を求めています。分からないことを恐れず、新しい技術や業界知識を吸収しようとする姿勢さえあれば、成長スピードは圧倒的に速くなります。また、「社会課題を解決したい」「世の中のインフラを作りたい」という高い視座を持っている方には、最高の成長環境を提供できると考えています。

最後に、セーフィーの企画本部、PdMやデザイナーの仕事に興味を持っている方々へのメッセージをお願いします。

現在、セーフィーは「クラウド録画サービスでシェアNo.1*」の企業として認知いただいていますが、セーフィーが目指す「映像データが社会のインフラになる未来」から考えれば、まだDay 1(初日)に過ぎず、スタートラインに立ったばかりです。
世界中のあらゆる「現場」がインターネットにつながり、AIで賢くなることにより、人々の働き方や産業のあり方そのものが劇的に変わる。私たちは、そんな大きなパラダイムシフトの入り口に立っていると考えています。
*テクノ・システム・リサーチ社調べ「ネットワークカメラのクラウド録画サービス市場調査(2024)」より、エンジン別カメラ登録台数ベースのシェア(55.3%)

AI、クラウド、ハードウェア、そしてビジネス。これほど多くの変数が絡み合う「リアル×IT」の領域は、正直なところ一筋縄ではいきません。
しかし、難しいからこそ解けたときのインパクトは絶大であり、PdMやデザイナーとして、これほど熱狂できる環境は他にないと確信しています。
「敷かれたレールを走るより、道なき道を行く方がワクワクする」。そんな冒険心を持った方であれば、きっと楽しんでいただけると思っています。
次の時代をつくる映像プラットフォームを一緒に築いていけることを楽しみにしています!

セーフィーでは一緒に未来を
つくる仲間を募集しています。

Voice

関連インタビュー

タグから探す

Entry